新型コロナウイルスが猛威を振るう2020年の株主総会の様相は、例年とは明らかに異なる。 多くの上場企業がインターネットや書面により事前に議決権行使を行い、株主総会への来場を控えるよう求めている。そんな状況下でも、株主の務めを果たすべく会場に出向いた株主も少なくない。会場で彼らはどのような質問を行い、会社からはどのような回答があったのか。JR東日本、西武ホールディングス、阪急阪神ホールディングスの株主総会の模様をお届けする。 JR東総会、時間は昨年の半分 JR東日本の株主総会は6月23日、東京千代田区のホテルニューオータニで開催された。昨年の株主総会には約1600人の株主が参加したが、今年は約290人の参加にとどまった。例年、総会の所要時間は2時間程度だが、会場の滞在時間を短くして新型コロナの感染の避けるため、議長を務める深澤祐二社長が「1時間程度で終わらせたい」と発言。実際、総会の所要時間
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