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ブックマーク / readingmonkey.blog.fc2.com (7)

  • 探しものがはかどる検索エンジンDuckDuckGo、NDC順Bangリスト

    DuckDuckGo(https://duckduckgo.com)はプライバシーの保護に重きを置いている検索エンジンのひとつである。 特筆すべきは、Bangという機能があって、探しものがとてもはかどる。 たとえば「!a 図書館」(ビックリマーク+アルファベットのa+スペース+検索語)と入力するとAmazonを検索してくれる。 こんな風に「!+何か」 で特定のサイトのみの検索ができる機能がBangである。 検索エンジンが使えなくなった(クズみたいなサイトが上位に来て、欲しい情報が見つからない等)と言われて久しいが、探すべきサイトにダイレクトで検索することで、この問題のかなりの部分が解決する。 よく使いそうなのは ! (キーワード) 最初の検索結果へ直接ジャンプ !i イメージ検索 !m 地図検索 !n ニュース検索 !v 動画検索 !w ウィキペディア検索 !pdf PDFファイルだけを検

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  • よし、もう一度→ムリ目な難解書を読む5つの方法

    方法0 ノートを用意する 紙でも、パソコン上のファイルでもいいが、少々ムリ目のを読むときはノートを用意する。 読んだ内容をまとめることもあるが、それよりも自分の読書行動の記録をつけて《現在地点》を見失わないようにするのと、自分のやり方を記録してフィードバックするのが主目的である。 自分の読書をメタ視点で捉えて、そのスキルを上げていくのである。 以下で触れる方法を試してみてどうか、どんなファインチューンや工夫が必要か等、気づいたことをなんでも書き込んでいく。 あとで読むと、大変面白くて役に立つノートになっている。 大抵の場合、何を読むかよりも、どう読むかのほうがずっと重要だ。 結局、何を読むか(読めるか)は、どう読むかに依存することになるのだから当然である。 方法1 読む前に概要を知る 世の中には、予断を抱かず古典にぶち当たれ、という人がいる。 しかし人は誰しも、何事かを知っている。予断を

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  • web上のレファレンスツールを1枚にまとめてみた 読書猿Classic: between / beyond readers

    NDL-OPAC蔵書検索・申込(国立国会図書館) http://opac.ndl.go.jp/で、単行書の巻末の「参考文献」などを探す技 「書誌検索(拡張)」画面で、「各種コード」から「資料形式」を選び、検索窓に「A」(書誌)を入力して検索。キーワード検索した際のしぼり込みにもつかえる。 ※単行書誌が出版されない狭い主題や特定トピック、アカデミズム(大学など)であまり扱われないような主題、学問分野として始まったばかりのジャンルなどの文献リストを探すのに有効 例) ・陰陽道についての文献リスト=件名「陰陽五行」+資料形式「A」 ・漫画歴史についての文献リスト=件名「漫画 -- 歴史」+資料形式「A」 ・占星術についての文献リスト=NDC分類「148.8」+資料形式「A」 ○NDL-OPAC蔵書検索・申込(国立国会図書館) http://opac.ndl.go.jp/で、雑誌記事となってい

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  • 博論は宝の山/テーマが決まったら真っ先に博士論文を読もう

    物事の調べ方にはいろいろあるが、新しいトピックだと、なかなか適当な文献が見当たらないことも多い。 先日も書いたが、に載っているのは「最新」の情報ではない。書いたものがになるまでには、かなりの時間がかかるのだ。 さて、研究は「早い者勝ち」の世界だから、誰も手をつけてないことか、まだあまり手がつけられていないことをやることになる。そのため取り扱うトピックはよりマイナーになっていく。 どマイナーなトピックなど、書いても売れないから、書店で買える書籍にはならない。では、それはどこにあるか? 答:博士論文にある。 新しく、いっぱしの研究者になろうとする者が書く博士論文。 新参者が、すでに分厚い先行研究がある(その業界では)メジャーなトピックにチャレンジしようというのは、これまでの蓄積をひっくり返せる何年に一度出るか出ないかという実力者か、単なる勘違い野郎である。 もっと慎ましやかな庶民研究者は、

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  • オープンソースソフトウェアで、一生使える「自前」の環境を

    「高いライセンスを払ってデータベースを使わせたりSPSSを使わせたりMathematicaを使わせたりするのは大学までだ。それはあなたが高い学費を払っていたからだ。その先は、どこに所属しても、数年後は違う場所で働いているかもしれない」 「だから環境は自前で維持しなさい。そのためにソフトはオープンソースのものを使って、その使い方を学ぶことに時間を投資しなさい」 オープンソースソフトウェアで、 一生使える「自前」の環境を 自立とは、一人で立つことではない。 自立が、隷属の反対なのだとしたら、それはぶっちゃけマイクロソフトにだけ依存するのではなく、できるだけ多くの、匿名に近いほど無数の、人々に依存することで獲得される。 「自前」の環境は、あなた一人で作り上げることはできないだろうし、その必要も無い。 世界には、あなたの助けになりそうなものが、すでにたくさん存在するのだ。 しかし、あなたが「いろん

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  • 「問い」を持って読む/あまりに基本的過ぎてあまり触れないこと

    文献を効率的にかつ深く読むためには、「問い」を持って読むことだ。 「問い」を持つものは、程度の差こそあれ、「答え」について予想を持っている。 たとえば、どんな条件を満たせば、答えと言えるのかについて(少なくともある程度)知っている。 だからこそ、「答え」に行き当たったとき、それが「答え」かどうかの判断が付く。 研究の成果として生みだされる文献は、それ自身の問いと答えを必ず持っている。 現代では、その文献が抱える問いと提示する答えは、タイトルや要約(アブストラクト)、序文などに明示されている。 すべて読まなくても、その文献を読むべきかどうか、判断が付くようにだ。 読むかどうかの判断は、当然読み手にゆだねられる。 自身の「問い」を持つ読み手は、こう問い掛けることで、その判断を付ける。 すなわち、「この文献は、自分がいま抱いている「問い」に答えることに、果たして役に立つのか?」。 役に立つと判断

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  • 英単語の過剰学習にGoogleを使い倒すための+4クリックで英単語の定着率を飛躍的にあげる(追記あり)

    単語が習得されるには、異なる文脈で6、7回出会うことが必要だという(Nation, I. S. P. (1990). Teaching and Learning Vocabulary (Teaching Methods). New York: Newbury House.)。 今日では、ネットに接続できる環境なら、初出の英単語でも、1~3クリックで、何千という用例を見ることが可能だ。 しかし、ただ読んだだけの単語は忘れやすい(Waring, R. &M. Takaki (2003)"At What Rate Do Learners Learn and Retain New Vocabulary from Reading a Graded Reader?" Reading in a Foreign Language 15: 130-165)。 簡単に意味が分かると、その単語を「深い処理」する

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