福島第一原発で延期していた1号機の原子炉建屋カバーの解体作業が28日朝から始まった。 建屋カバーは水素爆発で大破した1号機からの放射性物質の飛散を防ぐため設置されていたもので、28日午前7時から40分ほどかけ屋根のパネル1枚を取り外した。放射性物質の飛散を防ぐため内部には飛散防止剤が散布されているが、構内の放射線量に変化はないという。 カバーの解体は来年度末に終了する予定で、その後、燃料の取り出しに向け動き出すことになる。
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東京電力・福島第一原発で29日朝、ホースから汚染水が漏れているのが見つかった。海に流れていた可能性もある。 汚染水が漏れていたのは、福島第一原発構内の側溝にある、建屋とタンクをつなぐホース。29日午前10時過ぎに作業員が漏れを見つけ、その約20分後に漏れを止めたという。 ホースがある側溝は海に流れ込む排水路につながっており、東京電力がこの排水路の水を調べたところ、27日は29Bq/lだったのに比べ、28日は1200Bq/lと41倍の放射性物質の濃度が確認されたということで、汚染水が海に流れ出ていた可能性もある。ただ、漏れた汚染水の量や濃度、いつから漏れていたかはわかっておらず、東京電力が現在調べている。
東京ディズニーリゾートの店舗で販売した「カップチーズケーキ」の一部にカビが発生していたことが分かり、運営するオリエンタルランドは、19日から21日の間に販売した699箱を回収すると発表した。 ケーキを包装する際に袋が密封されているかチェックする機械の故障が原因だという。
東京電力・福島第一原発で原子炉内の溶け落ちた核燃料について、宇宙線を使って詳しく調べる装置が27日、公開された。 福島第一原発の1号機から3号機では、事故で核燃料が溶け落ちたが、どこにどれだけあるのか今も分かっていない。27日に公開されたのは、宇宙線の一種である「ミュオン」を使って溶け落ちた核燃料の位置や量を調べる装置。装置の大きさは縦横それぞれ7メートルで、原子炉内の状況を約30センチ間隔で把握でき、ウランや鉄、コンクリートなどの物質を特定できるのが特徴。 福島第一原発では、ミュオンによる溶け落ちた核燃料の測定が先月から1号機ですでに行われていて、本来、核燃料があるはずの原子炉中心部に核燃料がなかったことが確認されている。 27日に公開された装置は2号機を対象としたもので、今後さらに試験を重ね、早ければ今年10月から測定が始まる予定。
九州電力は18日の臨時取締役会で、佐賀県の玄海原子力発電所1号機の廃炉を正式に決定した。 九州電力は18日午前、臨時の取締役会を開き、玄海原子力発電所1号機の廃炉を正式に決定した。玄海1号機は出力55万9000キロワットで、今年10月に運転開始から40年を迎える。九州電力の関係者によると、廃炉を決めた理由として出力が他の原子炉と比べて小さく、運転を延長するための安全対策に必要なコストを回収できず採算が合わないと判断したためだという。 18日午後には九州電力の瓜生道明社長が佐賀県庁を訪れ、「廃炉の工事については、安全第一に地域とのコミュニケーションを大事にしていきたい」と述べ、1号機の運転終了について報告した。
スピード違反の取り締まり場所が固定化するのを避けるため、警察庁は来週から、移動可能な自動取り締まり装置の試験的な運用を始める。 スピード違反の取り締まりのあり方をめぐっては、去年、警察庁の有識者懇談会が取り締まり場所の固定化などの問題点を指摘し、警察庁は、新たな自動取り締まり装置の導入を検討してきた。 導入が予定されているのは、移動式の速度違反自動取り締まり装置で、最もコンパクトなタイプは高さ1メートルほど。わずかなスペースがあれば設置できるため、生活道路などでも速度違反の取り締まりができる。 警察庁では、来月4日から約2か月間、埼玉県で試験的に導入して効果などを検証し、今後の全国展開について検討する。試験運用の期間も、反則切符などは切られるという。
大阪・泉南地域のアスベスト被害をめぐる裁判で、最高裁は9日、アスベスト規制の遅れについて国の責任を認める初めての判断を示した。 この裁判は、大阪・泉南地域のアスベスト工場の元従業員や遺族らが、アスベストで肺がんなどの健康被害が生じたのは国の規制が遅れたことに責任があるとして国に損害賠償を求めたもの。9日の判決で、最高裁は「国は1958年ごろ以降、出来る限り速やかにアスベスト工場に排気装置の設置を義務づけるべきだった」として、国の規制の遅れを認めた。 この判決により、原告89人のうち82人に対し、損害賠償の支払いが認められることになった。アスベスト被害をめぐり、最高裁が国の責任を認めたのは初めて。 判決を受け、塩崎厚労相は「国の責任が認められたことは重く受け止めている。原告には誠に申し訳ない」と話した。
デング熱の感染が広がる中、実際に患者を診た医師が11日に講演し、感染しても症状が出ない人が多い一方、生後6か月を超える赤ちゃんは重症化しやすいとして注意を呼びかけた。 国際医療研究センター・忽那賢志医師「乳幼児、特にお母さんからの免疫が消えるころ、6か月から12か月ぐらいは重症化しやすい。糖尿病をお持ちの方は重症化しやすい」 国際医療研究センターでは今回、国内でデング熱に感染した15人を診察したが、重症者はいなかった。症状の特徴は、高熱が1週間程度続き、頭痛や筋肉痛を伴うことが多く、風邪のような咳(せき)や鼻水は出ないという。また、熱が下がるころに発疹が出るのが特徴だとしている。デング熱に感染しても、5割から9割の人は症状が出ないという。 なお、厚生労働省によると11日午前11時現在、国内での感染者はさらに増え、103人に上っている。
粉末や液体とは違う「第3の洗剤」として注目されるジェル状の洗濯洗剤「ジェルボール」を、乳幼児が誤って飲み込む事故が相次いでいる。 ジェルボールとは、大手日用品メーカーのP&Gが発売している1回使い切りタイプの洗濯用洗剤。ジェルが透明のフィルムで包まれていて、水に触れると溶け出す仕組み。これまでの粉末や液体の洗剤とは違う「第3の洗剤」として注目されている。 しかし、日本中毒情報センターによると、今年4月の発売から約3か月の間にジェルボールでの事故が全国で25件起きているという。事故の多くは、0歳から6歳の子どもがかじったり触ったりして袋が破れて中の洗剤を飲んだというもの。これまで国内では重症となる被害は出ていないというが、海外では昏睡(こんすい)状態になるなど、重症化する例も報告されている。 洗濯の時にジェルボールを使っているという東京・練馬区の家庭を訪問した。主婦の中西めぐみさんは、「CM
先週、石川県能美市のいしかわ動物園で生まれたシセンレッサーパンダの双子の赤ちゃんがライブ映像で公開されている。 11日に生まれたシセンレッサーパンダの双子の赤ちゃんは、体長約15センチ、体重は約120グラムと、元気いっぱいに育っている。ライブ映像では、母親が授乳や毛づくろいをする様子を見ることができる。去年10月にやってきたオスのアクアとメスのアヤメの初めての子どもで、赤ちゃんの誕生はいしかわ動物園としては13年ぶり。 飼育員「元気に育っています。母親もしっかり授乳をしていて、子供たちの鳴き声も大きな鳴き声が聞こえるようになりました。お母さんがしっかり赤ちゃんのお世話をしているところを見てほしいですね」 赤ちゃんは約3か月間、巣箱の中で過ごし、秋ごろに公開される予定。
運転を停止していた鹿児島県の川内原発1、2号機。原子力規制委員会は、福島第一原発事故の教訓を反映した新たな規制基準に適合していると発表し、事実上、安全に合格を与えた。しかし、再稼働に向けては多くの課題が積み残されている(英語バージョン)。
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