秋葉原コンベンションホールで開催中の「Internet Week 2007」で19日、カンファレンス「DNS DAY ~運用管理のあり方~」が行なわれた。今年のDNS DAYは、従来にはなかった招待講演を含めた3部構成。満席の会場で、さまざまな情報が交換された。 ● JP DNSは安定運用を継続中 日本DNSオペレーターズグループ(DNSOPS)代表の石田慶樹氏による司会進行で始まった最初のプログラムは「DNS関連動向Update」。これは、DNS関連で、この1年間に起こった事柄や動向を解説するものだ。 最初の報告は、WIDEプロジェクトの加藤朗氏による「Root DNS サーバ」。ルートDNSサーバーにおいてIP Anycast技術を用いた実装が増えており、現在、世界で132地点でサーバーが稼働していること、そのうちの6台が日本にある(日本は恵まれている)ことのほか、ルートDNSサーバー