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SFに関するdankogaiのブックマーク (6)

  • 「スチームレス・パンク」 - 書評 - ねじまき少女 : 404 Blog Not Found

    2011年05月22日00:45 カテゴリ書評/画評/品評 「スチームレス・パンク」 - 書評 - ねじまき少女 早川書房より献御礼。 ねじまき少女(上下) Paolo Bacigalupi / 田中一江・金子浩訳 [原著:The Windup Girl] なにこれ面白い。ヒューゴもネビュラもローカスもキャンペルも総なめなのも納得。 と同時に「SFっていまいち苦手」な人にもすすめられるという点で、近年稀に見る大賞受賞作かもしれない。 作「ねじまき少女」、原題"The Windup Girl」は、こんなおはなし。 石油が枯渇し、エネルギー構造が激変した近未来のバンコク。遺伝子組替動物を使役させエネルギーを取り出す工場を経営するアンダースン・レイクは、ある日、市場で奇妙な外見と芳醇な味を持つ果物ンガウを手にする。ンガウの調査を始めたアンダースンは、ある夜、クラブで踊る少女型アンドロイドのエ

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  • 紹介 - 「天体の回転について」の文庫化について : 404 Blog Not Found

    2010年09月23日03:00 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 紹介 - 「天体の回転について」の文庫化について というわけで紹介です。 天体の回転について 小林泰三 以前Jコレクションから出ていた「天体の回転について」が文庫化されました。 不思議なご縁で私がオビを書きました。 短編集です。収録作品は以下のとおり。 天体の回転について 灰色の車輪 あの日 性交体験者 銀の舟 三〇〇万 盗まれた昨日 時空争奪 表題作はもちろんこれに引っ掛けたもの。タイトルだけではなくプロットも。SFであると同時に、良質の天体物理学入門になっている。「ΑΩ」や「玩具修理者」のグロテスクはないけど、こういうあっさりした小林泰三もいいなあ、と。 もちろん8作もあればグロテスクな作品もあって、たとえば「性交体験者」。グロテスクなのになぜかほっとしてしまうのは私が♂だからか? 以前ドシャメシャな頃の筒井康隆

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  • 日本SF全集

    <お詫びとお知らせ> 日SF全集1巻の刊行を6月中旬とお知らせしておりましたが、7月以降に延期させて頂きます。 少しでも早く刊行できますように、編者一同、全力で作業に取り組んでおりますので、 いましばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます。 日を代表するSF作家の定評ある名作・知られざる傑作を SF黎明期の1950年代から年代順に収録し、日SFの全体像を明らかにしようという試みです。 *現在交渉中の先生もおられますので、決定いたしましたら、随時更新していきます。 *2巻に野田昌宏『レモン月夜の宇宙船』、5巻に秋山完『天象儀の星』を追加しました。 四六判上製 定価:2625円(体2500円)

    dankogai
    dankogai 2008/04/27
    買うか献本を待つか(さすがにそれはないだろう:-)
  • 404 Blog Not Found:画評 - 地球へ…

    2007年09月23日07:30 カテゴリ書評/画評/品評 画評 - 地球へ… 地球へ…(新装版全3巻) 竹宮 惠子 テラナツカシいのに、今読んでもテラ新鮮。 作「地球[テラ]へ…」は、SF漫画の最高峰の一つ。少なくとも五指には入る。「書評 - SF入門用ベストテン」には入れていなかったけど。「小説」という枠を外せばその中に入れないわけには行かない作品。 時ははるか未来。人類は子宮から墓場までコンピューターに管理されている。人工子宮で生まれ、「マザー」が選んだ里親の元で育てられた子供たちは、成人検査を経て大人となる世界。しかしミュウと呼ばれる超能力を持つ子供たちは、成人検査をパスできず「処理される」ことになっている。それをかいくぐったミュウたちは指導者の元にあつまり、やがて人類と戦う事になる.... というのは、今や手あかのつきまくったSF設定のように聞こえるが、「地球へ…」はそんな単

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  • 書評 - 太陽の簒奪者 & 沈黙のフライバイ : 404 Blog Not Found

    2007年06月01日14:30 カテゴリ書評/画評/品評 書評 - 太陽の簒奪者 & 沈黙のフライバイ ハードSF2.0。 沈黙のフライバイ 野尻抱介 太陽の簒奪者 野尻抱介 野尻抱介を一言で表すと、そうなるのではないか。 ただし、私はまだ書「太陽の簒奪者」と、「沈黙のフライバイ」しか読んでいないので、野尻抱介のもう半分でもあるライトノヴェル作家としての側面をまるで知らないのだけど。 長編「太陽の簒奪者」も、短編「沈黙のフライバイ」も、どちらもSFの基テーマ、異星人との邂逅を描いている。面白いことに、ハードでもソフトでも大人気のこのテーマ、ソフトの方だと「エイリアン」にしろ「インディペンデンス・デイ」にしろ、異星人は敵対的なものが多いのに、ハードの方だと「竜の卵」にしろ「ディアスポラ」にしろ、友好的なものが多い。 それがなぜかと考えると、「誰が主人公か」という点につきると思う。ソフト

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  • 宇宙は遠くになりにけり : 404 Blog Not Found

    2006年10月31日15:15 カテゴリ書評/画評/品評 宇宙は遠くになりにけり むしろWikipediaの定義をこちらに差し替えたいほど秀逸な定義。 CNET Japan Blog - ギートステイト制作日誌:ITと未来と青い空と SFにはサイバーパンクというジャンルがあります。誤解を恐れずものすごく端折って言うと、「宇宙に行かない人類の未来を描いた小説」のことです。「ちょっと進んだ生活」を夢想した古典SFが勢いを失った1980年代中盤から1990年代にかけてに流行しました。実際、Science Fictionほど、未来を描いているようでいて現在の影響をこれほど受ける分野も少ないかも知れない。嘘だと思ったらIsaac Asimovの作品を年代順に並べて読んでみるといい。出来れば邦訳ではなく原文で。初期の頃は単位はヤードポンド法で、登場人物は平気でタバコを吸っていた。 だから、サイバーパ

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