将棋の藤井聡太二冠が、八大タイトルの1つ「叡王戦」の挑戦者決定戦に勝ってタイトルを持つ豊島将之 二冠への挑戦権を獲得し、早くも3つ目のタイトル挑戦が実現することになりました。 藤井聡太二冠(18)は、去年、八大タイトルのうち「棋聖」と「王位」を立て続けに獲得して史上最年少で「二冠」を達成し、今月からそれぞれの防衛戦に臨む一方で、「叡王戦」の挑戦者を決めるトーナメントを勝ち進み、26日東京で挑戦者決定戦に臨みました。 相手は、ことしの名人戦の挑戦者にもなった若手実力者の斎藤慎太郎八段(28)で、互いに激しく攻め合う展開になりましたが、午後5時すぎ、114手までで後手の藤井二冠が斎藤八段を投了に追い込みました。 藤井二冠はこれで、叡王のタイトルを持つ豊島将之二冠(31)への挑戦権を獲得し、「棋聖」と「王位」に続いて早くも3つ目のタイトル挑戦が実現することになりました。 「叡王」への挑戦を決めた