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  • 2016年マイベスト:ある休日のティータイム:So-net blog

    2016年は65冊読了。 五感を使って楽しんだ読書が多い印象。改めてを読む楽しさをかみしめるような年だった気がする。 以下、マイベストです。 恩田陸『蜜蜂と遠雷』 ここ数年の著作の中ではダントツにお気に入り。系統だと『チョコレートコスモス』を彷彿とするような、臨場感と興奮が味わえた。ピアノコンクールを舞台に挑む者たちの音の調べに魅了される。彼らが奏でる曲は正直知らないけれど、想像上で聞こえた気になる不思議さに、興奮と知らない体験からの恐怖がこった混ざった状態で読みふけた。冒頭から最後まで、興奮冷めず駆け抜けた一冊。 原田マハ『楽園のカンヴァス』 文字から情景を読み取り、想像を膨らませる。絵を知らなくても想像から楽しませて、ルソーの世界へどっぷり浸かれる一冊。新しい世界を知ることへの感動と歓び。感謝の気持ちで読了した。 小川一水『天冥の標1 メニー・メニー・シープ』 壮大なスペースオペラを

  • 2015年マイベスト&10周年!でした:ある休日のティータイム:So-net blog

    明けましておめでとうございます。 昨年の11月にて、当ブログも開設から10周年を迎えました。 開設当初から大分環境も変わり、年々、浮き沈みが一段と激しくなる中、こうしてのんびりダラダラと書いていられる場所もやっぱり無いとなぁと感じています。読書メーターやtwitterのような気軽に記録や呟きを書ける媒体は大変ありがたいと身に沁みておりますけども! とはいえ、現状がっつり書く機会が作れないので、どうしても活動はtwitter寄りになってしまうのですが、今後もまったり暫く続けていこうと思います。 さて昨年の振り返りですが、28冊読了でした。何か月も1冊も読んでいない時期もあったのか…。最近は電子書籍が大活躍中です。kindleでしか読んでないけれど、他にも良いサービスがあれば手を伸ばそうかな。 そして個人的マイベストはこちら。選んだ作品、すべて初読み作家さんだった!珍しい。 阿部智里『鳥に単は

  • 2014年マイベスト&9周年でした:ある休日のティータイム:So-net blog

    あけましておめでとうございます。 昨年は常日頃から浮き沈みがあった更新が下半期からはいっそう頻度が下がってしまい、9周年を過ぎても更新できぬまま新年を迎えてしまいました。 今、新鮮な感覚で記事を書いているなんて不思議ですな。。 昨年を振り返ると、春ころまでは色々と読んでたのかなと。春先頃から新堂兄弟にはまり当番組の終了(…)時期に仕事が立て込み始め、そのまま師走まで駆け抜けた印象。12月はTwitterもろくに出てきてないんじゃ。。記憶がない。そしてあまり振り返りたくない。 結果として昨年は60冊しか読めてなかったのでした。一昨年から半、減…? 今年こそは楽しく読書したいな!とはいえ、春が来るまでは色々と落ち着かなさそうだけど。。 ひとまず個人的な恒例なので、マイベストをば。 城平京『名探偵に薔薇を』 歪な殺人者と対峙する少女探偵の闘いの痕。余韻と呼ぶには重い衝撃で、読了後しばらく打

  • 2013年マイベスト:ある休日のティータイム:So-net blog

    明けましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。 浮き沈みの多いブログですがお付き合いいただけると幸いです。宜しくお願いいたします。 近況といえば大晦日に風邪でダウンし今に至りますが、どうにも咳とは長年の付き合いが待っていそうでげんなりしています。今年こそ健康体を目指す。 さて個人的に恒例の、昨年読んだの振返りをば。 135冊読んだなかでお気に入りの小説(と、今回は漫画も)を選びました。読書量は何とかなぁ。。 -マイベスト10(小説)- 『黒の薔薇あるいは時間飛行』 森晶麿 シリーズは今年で特に印象に残っています。前知識もなく、ただ何となく手に取ったが超絶好みだった時の衝撃はたまらないものがありますね。読み進めて行く度に付き人のヒロインと黒との関係だけでなく美学をテーマにした話に惹かれていきました。少し淡泊のようで、時折まろやかな甘みを味わえる主役二人の距離感が絶妙

  • 2012年マイベスト:ある休日のティータイム:So-net blog

    172冊読んだ中でお気に入りの10冊+αを選びました。 昨年が201冊だったので激減したものの、思った以上に読んでるなぁという印象。 ・ 開かせていただき光栄です-DILATED TO MEET YOU- (皆川博子/早川書房) 皆川博子作品に出会った年でした。今年ダントツに好き。 滲む耽美と背徳な雰囲気、ところどころユーモアにも溢れていて、マジで大好きな世界観にどっぷり浸かりました。ちなみに著作を初めて読んだのが『倒立する塔の殺人』で、その耽美な世界にのめり込んで、書を2冊目で手にとって完全に落ちました。雰囲気だけでなく、散りばめられた仕掛けに痺れました。(⇛感想) ・ 1/2の騎士 (初野晴/講談社文庫) 大好きな「ハルチカ」シリーズ以外の著作を読んだことがなくて、試しにと思い手に取った作。少女と騎士の、闘いの物語。 狂おしいほど切なくて重たい、それでいて愛おしい。余韻に浸れる物語

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