アメリカ時間の1月16日、サンフランシスコのダウンタウンでVR(仮想現実)関連のイベントを主催する“UPLOAD”による大規模なパーティーが行われた。 ベンチャー企業が集まるサンフランシスコ/ベイエリアの土地柄もあってか、投資家と思われるお客さんも多く、出展者の側も企業向けの技術出展が結構あって、ゲーム系のイベントとは違った雰囲気だった。 ベルギー・ブリュッセルのVFXスタジオNozonが出展していたのは、プロモーション用途などを想定した企業向けのVR映像技術“PresenZ”。映画やCMなどにVFXを提供している同社のCG技術の強みを活かし、高品質なプリレンダCGをVRに適応させ、品質と没入感のいい所取りができるというのが特徴だ。 これには、プリレンダCGとリアルタイムCGのVRにおける違いが関係してくる。まずプリレンダCGや360度カメラで撮影した全天球映像は、カメラがある空間の一点を