米共和党幹部は先週、党団結の重要性を説いて回ったが、騙されてはいけない。ドナルド・トランプが大統領になるのを阻止するために、ドン・キホーテさながら敵に突進しようとする動きはまだ活発だ。勝ち目はないかもしれないが、この戦いは、今後数十年にわたる保守政治への認識を左右する。 【参考記事】#ネバートランプ! 共和党主流派の遅過ぎた?逆襲 週末のワシントン・ポスト紙の報道によると、ドン・キホーテの最新の動きは、7月の共和党大会か11月の大統領選挙でトランプに逆転勝利できる独立候補擁立だ。オハイオ州知事のジョン・ケーシックやネット長者のマーク・キューバンも含め、今まで打診した大物は皆、出馬を拒否した。それでも、共和党の一部はトランプ退治を諦めない。共和党の未来が懸かっているからだ。 「不利な状況なのはわかっているが、誰も諦めるつもりはない」と、共和党の反トランプ運動の中心人物の一人で共和党のストラテ