キャッチコピーやサブコピーの場合は、テキストブロックあるいはテキストの左右の状態が思わぬデザインのズレに影響してしまうこともあるので、多少面倒でも処理結果の特性を理解しつつ、文字間に対してこだわりをもって調整しておいた方が良いでしょう。 なお、現実問題としては、カーニング設定で自動(InDesignの場合はメトリクス)やオプティカルに設定したものについて、気になる部分にカーソルを入れ、OptionキーまたはOption+Commandキーとカーソルキーを併用し、部分的にカーニングを調整することが効率よい処理だと思います。 現在のデザイナーを取り巻く環境は日々激変しています。私のように包装(パッケージ)を専門としているデザイナーの視点と、書籍などの編集(エディトリアル)を専門としているデザイナー、あるいは広告関係(アドバタイジング)を専門としているデザイナーとでは、さじ加減は異なってきます。