福岡県久留米市は22日、マダニが媒介するウイルスに感染した八女市の男性が死亡したと発表しました。 死亡したのは福岡県八女市に住む60歳代の男性です。久留米市によりますと男性は8月16日、体調不良のため八女市内の医療機関に入院しましたが、17日に症状が悪化したため久留米市内に転院していました。 福岡県の保健環境研究所で男性を調べたところ、マダニが媒介する感染症・SFTSに感染していることが確認されたということです。男性の右足の内側にはダニにかまれた痕がありました。 久留米市はマダニの活動が盛んな春から秋にかけては、草むらなどに入る際、長袖や長ズボンを着用するよう呼びかけています。