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  • カナダの絶滅危惧種 22匹からの再生劇 保護団体の献身的な努力で個体数が増えつつあるバンクーバーマーモット 2018.08.23  | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    絶滅の危機に瀕しているバンクーバーマーモット(Marmota vancouverensis)。トロント動物園で撮影。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK) バンクーバーマーモット(Marmota vancouverensis)は、カナダのブリティッシュ・コロンビア州にあるバンクーバー島だけに生息する、大きなイエネコほどになるリスの仲間だ。近縁種のシラガマーモットが白っぽい毛皮を持つ一方、バンクーバーマーモットの毛皮は茶色く、鼻先や胸に白い部分が見られる。 15年前、研究者グループの年次調査で、野生のバンクーバーマーモットが22匹しか確認できなかった。この報告を知った保護活動家たちは、野生のバンクーバーマーモットは1年以内に絶滅してしまうだろうと考えた。 そこで、絶滅を防ぐために、人間が育てたマーモットを野生に戻

    カナダの絶滅危惧種 22匹からの再生劇 保護団体の献身的な努力で個体数が増えつつあるバンクーバーマーモット 2018.08.23  | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
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    dasahongo 2018/08/25
  • エジプト最古のミイラの防腐剤、証拠を発見、研究

    先史時代のエジプトのミイラは偶然の産物と考えられてきた。しかし、人為的にミイラがつくられていたことを示唆する証拠がいくつも発見された。(PHOTOGRAPH COURTESY MUSEO EGIZIO) 胎児のように体を丸めるミイラ。現在はイタリア、トリノの博物館で保管されているが、発見されたのはエジプトのナイル川流域で、年代はおよそ5600年前。エジプトにファラオが登場するより約1500年も早い先史時代だ。 このミイラは当初、偶然の産物だと考えられていた。砂漠の熱で乾燥し、腐敗が進まない状態になったという説だ。ところが、この説を否定する新たな証拠が発見され、2018年8月15日付けの学術誌「Journal of Archaeological Science」に発表された。 ミイラには、知られている限りエジプト最古のミイラ防腐処理用軟膏が使われていた。ナイル川流域でミイラづくりがピークを迎

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    dasahongo 2018/08/22
  • ガンを防ぐ「ゾンビ」遺伝子、ゾウで発見

    大きな体と長い寿命を持つにもかかわらず、ゾウがガンになる確率は驚くほど低い。研究者たちは、その理由を解明し、人間のガン治療に役立てたいと考えている。(PHOTOGRAPH BY MICHAEL NICHOLS) 人間は30兆個ほどの細胞からできている。これらの細胞に加え、さらに多くの微生物が協調することで、心臓が脈打ち、消化系が機能し、筋肉が動いて、人間は活動する。細胞は時間とともに分裂し、新しいものが古いものに置き換わる。しかし、この細胞の入れ替えの過程において、遺伝子のコピーに失敗するのは避けられない。多くの場合、この変異がガンのもとになる。(参考記事:「「体内細菌は細胞数の10倍」はウソだった」) ということは、細胞の数が多い大きな動物ほど、ガンになる確率が高いはずだ。この理屈に基づけば、小型哺乳類の数百倍も細胞の多いゾウは、ガンになる確率がかなり高いことになる。しかし、実際はそうで

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    dasahongo 2018/08/21
  • 【動画】サメよけに磁石が威力を発揮、保護に朗報

    最近の研究から、漁に使うカゴに磁石を取り付けるとサメやエイが中に入るのを防げることが明らかになった。磁石を入れたパイプでサメをよける研究も行われている。(字幕は英語です) 「サメに磁石」が、漁業におけるサメ保護の決め手になるかもしれない。 新たな研究によると、磁石にはサメやエイを遠ざける効果があり、漁業用の餌を入れたカゴにこうした魚が間違ってかかってしまうのを防げるようになるという。 「あまりにうまく行ったので驚きました」と言うのは、オーストラリア、ニューカッスル大学の海洋生態学者で、学術誌「Fisheries Reseach」に論文を発表したビンセント・ラウール氏だ。 サメの頭部の前方には、獲物の筋肉の収縮によって生じる微弱な電流を感知する器官がある。(参考記事:「ホホジロザメ、ロボットカメラを襲う」) 「サメは基的に、餌が見えなくても、匂いがしなくても、そのありかを感知できます」とラ

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    dasahongo 2018/08/21
  • 離島にグッピーなぜ?遺伝子を調べてみた

    ポエキリア・ビビパラの雄、UFRN(リオ・グランデ・ド・ノルテ連邦大学)0225。体長25.2ミリ。ブラジル、ペルナンブーコ州フェルナンド・デ・ノローニャ諸島マセイオ川流域で採取。(PHOTOGRAPH COURTESY OF WALDIR M. BERBEL-FILHO) ポエキリア・ビビパラ(Poecilia vivipara)は南米に生息する、黄色く輝くグッピーだ。 10年前、ある研究グループがブラジルのフェルナンド・デ・ノローニャ諸島を訪れたとき、このグッピーを発見した。なぜ小さな淡水魚が大西洋の離島にいるのだろう? フェルナンド・デ・ノローニャ諸島は、ブラジル土から300キロ以上離れた火山島。控えめに言っても、ブラジル土の動物が島に渡り、個体数を安定させるのは難しいはずだ。そこで、グッピーを発見した研究グループは、その起源を追跡することにした。(参考記事:「海底火山の噴火、き

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    dasahongo 2018/04/02
  • 脳に入る寄生虫が温暖化で北上、ナメクジに注意

    葉の上でシルエットに見えているバナナナメクジ。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) オーストラリア人のサム・バラード氏は19歳のとき、パーティで友人たちにけしかけられてナメクジをべた。数日のうちに、彼は珍しいタイプの髄膜炎にかかり、それから1年以上昏睡状態が続いた。意識が戻った後も首から下の麻痺は治っていない。 医師によると、バラード氏の病気の元凶はナメクジに寄生する広東住血線虫(Angiostrongylus cantonensis)だという。(参考記事:「驚愕!ナメクジの腹に潜んで旅をする線虫」) 広東住血線虫の感染者はバラード氏の他にもいる。なかには氏と同じように、周りにけしかけられた結果として罹患した例もある。これまでに少なくとも3件の感染例で、少年や青年がナメクジやカタツムリをべていたことがわかっ

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    dasahongo 2018/03/22
    こないだナメクジ食ってた奴の続きね
  • 「原子」が見えた! なんと一眼レフで撮影に成功

    プラスに帯電し、電界によってほぼ静止している1つのストロンチウム原子を撮影した写真。よく見ると、黒い部分の中心にうっすらと青い光が見える。(PHOTOGRAPH BY DAVID NADLINGER, UNIVERSITY OF OXFORD) すばらしい写真というものは、ときにデジタル一眼レフカメラと小さな原子、そして好奇心旺盛な博士論文の提出候補者という組み合わせで撮影されるものだ。(参考記事:「単一原子の影の撮影に初めて成功」) 英オックスフォード大学で、量子コンピューターに使う原子を閉じこめる研究をしていたデビッド・ナドリンガー氏は2017年8月7日、一般的なデジタル一眼レフカメラを使ってこの写真を撮影した。黒い背景の前で青紫色のライトに照らされているのは、プラスに帯電したストロンチウム原子だ。両側には2つの金属電極があり、間にできる電界によって、原子はほぼ静止している。この装置は

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    dasahongo 2018/02/19
  • 「火星の土」でミミズの繁殖に成功、NASAの模擬土

    火星の土に似せたNASAの模擬土とミミズを使ってルッコラを栽培しているオランダの研究室。(PHOTOGRAPH BY WIEGER WAMELINK) 私たちの地球に生命が存在しているのは、様々な条件がそろっているからにほかならない。そのうちのひとつが土である。そこでは、豊富な養分や細菌、菌類が複雑に混じり合っており、植物の成長を助ける。対して、火星の土では生命が見つかっておらず、人体には毒となりうる物質が多く含まれることがわかっている。 人類の火星への移住を目指して競争が繰り広げられるなか、たどり着いてからどうやって生きるか、そしてべていくかが大きな課題となっている。火星で持続的に作物を育てることは可能だと科学者は考えているが、そのためにはまず火星の土壌を作り変えなければならない。オランダのワーヘニンゲン大学の生物学者であるビーガー・バーメリンク氏は、ミミズがそれを手伝ってくれるという

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    dasahongo 2017/12/01
  • 「ひとり飲み」は離婚のもと、ネズミで確認

    プレーリーハタネズミは人間とよく似た性質を持っている。彼らはパートナーと生涯にわたる関係を築き、アルコールを好む。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK) 地球には千種以上のげっ歯類が暮らしているが、プレーリーハタネズミ(Microtus ochrogaster)はその中でも特別な存在だ。 北米の草地にすむ彼らは、げっ歯類としては珍しく一夫一婦制をとり、アルコールの摂取を好むため、人間と比較する上で興味深い研究対象となる。(参考記事:「カップルへの酒の影響、オスメスで違い」) 11月17日付けの学術誌「Frontiers in Psychiatry」に発表された論文によると、人間のカップルの一方だけが酒好きな場合に起きるのと似たような問題が、プレーリーハタネズミでも発生するという。 人間では、過度の飲酒は恋人や夫

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    dasahongo 2017/11/23
  • 真っ白なヘラジカに射殺許可、論争勃発

    2017年8月にハンズ・ニルソン氏が撮った動画により、このヘラジカは瞬く間にスポットライトを浴びた。(解説は英語です) スウェーデン、ベルムランド県を歩き回る大きな白いヘラジカ(ムース)。同国の地方議員ハンズ・ニルソン氏が撮影した映像だ。2017年8月、ナショナル ジオグラフィックがこのヘラジカについての記事を掲載したのをはじめ、ニルソン氏の映像は世界中のメディアで大きく取り上げられた。(参考記事:「【動画】真っ白なヘラジカ、増えている可能性も」) ところが、このニュースが駆け巡った2カ月後、白いヘラジカが駆除の対象となった。警察が射殺許可を出すことにしたのだ。 ジョギング女性との接触事故 11月上旬、話題のヘラジカと住民との接触事故が起こったのを受け、警察は「保護狩猟」という対策の実施を決めた。報道によると、若い女性が犬2匹を連れ、リードを自分の腰につないで、ヘラジカの縄張りと隣接する地

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    dasahongo 2017/11/17
  • 深海のサメ、ラブカが網にかかる、歯が300本

    80-million-year old shark with snake's head discovered near Portugal https://t.co/LUuzSHE0Yh pic.twitter.com/Rnla6Khpsk — The Independent (@Independent) 2017年11月13日 ポルトガル近海でのラブカ発見を伝える英「インディペンデント」紙のツイート。 ポルトガル近海で珍しい深海生物が見つかった。 サメの仲間ラブカ。300もの歯をもち、長さはおよそ1.5メートル、水深700メートルの海中でトロール漁船の網にかかった。 地元テレビ局によると、研究者らが乗船し、EUの混獲最小化プロジェクトを指導していた際に、世界でも非常に珍しいこのラブカを見つけたという。 ラブカはよく「生きた化石」と称される。およそ8000万年前からほとんどその姿を変えてい

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    dasahongo 2017/11/16
  • 世界最大級の翼竜化石をモンゴルで発見、東大

    モンゴルのゴビ砂漠で、世界最大級の翼竜の化石が発見され、古生物学の専門誌「Journal of Vertebrate Paleontology」に発表された。翼を開いた時の幅は推定11メートル。小型飛行機とほぼ同じ大きさで、過去にヨーロッパや北米で見つかった最大翼竜に匹敵する。 新たに見つかった翼竜は、7000万年前の白亜紀後期の温暖な内陸部に生息していた。当時から乾燥してはいたが、現在ほどの砂漠地帯ではなかった。その頃、地上には恐竜が栄えていたので、その子どもは巨大な肉翼竜の格好のエサになっていたと考えられる。翼竜は四肢を使って自在に地上を歩き、獲物を背後から襲って捕していたのだろう。 アズダルコ科という謎の多い科に属し、恐らく地球上に存在した翼竜のなかでも最大級だったと考えられている。 アジアにも巨大翼竜はいた 研究チームは、この新種をこれまでに知られている世界最大の翼竜2種と比較

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    dasahongo 2017/11/02
  • 恐竜にカムフラージュ模様見つかる、アライグマ風

    約1億3000万年前、現在の中国東北部の平原を、小型の羽毛恐竜が歩き回っていた。しかし、その姿は周囲の風景に紛れて見えにくかっただろう。縞模様の尾と、顔に盗賊のような濃い色の「マスク」をまとっていたからだ。 シノサウロプテリクスは、白亜紀前期に生きていた小型の肉恐竜。極めて保存状態の良いその化石を調べた結果、科学者たちは、目くらましになる配色を発見、学術誌「カレントバイオロジー」に発表した。(参考記事:「恐竜の体色を初めて特定:科学的に再現」) 今回見つかった配色は、濃い色と薄い色の体色を組み合わせた「カウンターシェーディング」と呼ばれるカムフラージュの一種。現在の動物にも見られるこうしたカムフラージュは、恐竜でも同様に行われていたらしい。(参考記事:「恐竜に濃淡のカムフラージュ模様、初めて見つかる」) 例えばホホジロザメは、背中側は濃い色なので、上からだと暗く見える水の色に溶け込んでい

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    dasahongo 2017/10/31
  • 奇跡の恐竜化石、世紀の大発見 写真18点

    写真家ロバート・クラーク氏は、何度も驚嘆の声を上げずにはいられなかった。 クラーク氏はこれまで40を超す「ナショナル ジオグラフィック」誌の特集の写真を撮影してきた。専門は太古の生命や文化だ。中国では見事な羽毛恐竜の化石を撮影した。5000年前に氷漬けになり、ミイラ化した有名なアイスマン「エッツィ」が研究者の手で解剖された際にも、その様子を見つめた。2300年前に生きていた人々が沼の中で保存されているのが見つかると、革細工のようになった彼らの顔を撮り、親しみを感じさせる肖像を残した。 だが、カナダのロイヤル・ティレル博物館にやって来て、これから撮影する被写体を初めて目にしたとき、クラーク氏は笑ってしまった。 鎧竜のトレードマークである装甲は、たいてい腐敗の初期段階でばらばらになってしまう。しかし、この恐竜の場合は例外だった。見事に保存されたこの装甲を研究することで、ノドサウルス類の外見や

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    dasahongo 2017/10/31
  • 【動画】なぜ逃げられる? 蚊が飛ぶ瞬間の謎を解明

    伝染病を媒介し、世界で最も危険な生物とされる蚊。どこに住もうとも、その戦いから逃れるのは難しい。(参考記事:「蚊と人間の終わりなき戦い」) 叩き潰してやろうと手を振り下ろした瞬間、ブーンと逃げ去ってしまう“空飛ぶ針”。いつだって、すんでのところで取り逃がす。人間の血液をたっぷりと詰め込んだ重い体で、どうやったら気づかれることなく飛び立てるのだろうか。有効な対策はないものか。最新の研究で、秘密の一端が明らかになった。 蚊の中には、クリップほどの大きさで体重はわずか2ミリグラムという種がいる。腹いっぱいに血液を吸ったとしても、その重みを感じることはほとんどない。一方、同じように極小のミバエなどの昆虫は、肌にたかられればすぐに気づくことだろう。(参考記事:「【解説】ジカ熱に未知の経路で感染、米国」) 米国カリフォルニア大学バークレー校とオランダのワーヘニンゲン大学の科学者による共同チームは、超ス

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    dasahongo 2017/10/27
  • 史上最大の翼竜、こんなに頭が大きかった

    米国ミネソタ州の造形スタジオで制作中の等身大のケツァルコアトルス・ノルトロピ(Quetzalcoatlus northropi)。空飛ぶ動物としては史上最大だ。(PHOTOGRAPH BY ROBERT CLARK) 太古の空を飛んでいた動物、翼竜の存在が最初に明らかになったのは18世紀のこと。古代ギリシャ語の「翼」と「指」を合わせてその種は「プテロダクティルス」と命名された。 それ以降、200種を超す翼竜が発見されてきたが、三畳紀・ジュラ紀・白亜紀から成る中生代の空を支配した“翼をもつ怪物”に関する一般的なイメージは一向に進歩していない。翼竜と聞いて思い浮かべるのは、とがった頭をして、膜に覆われた翼を不器用に動かして飛び、獲物に襲いかかるというものだ。 キリン風からスズメ風まで だが、このところ新たな化石の発見が相次ぎ、翼竜の体形や体の大きさ、生態について、これまで知られていなかったよう

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    dasahongo 2017/10/27
  • 人種の違いは、遺伝学的には大した差ではない

    DNAを単にデータ保存装置と考えるなら、それが保存するデータは、生物情報です。ヒトでいえば30億の文字があり、2万個の遺伝子をもっています。古遺伝学とは、はるか昔に死んだ生物のDNAを研究する学問です。この技術が開発されたのはここ10年ほどで、格的な研究はまだ5年ほどという新しい分野です。 興味深いことに、DNAはデジタルディスクやテープなどよりもはるかに安定しています。条件さえ整えば、DNAはヒトや有機体の骨の中に数十万年も留まることが出来ます。それを取り出せるようになって、数十万年前に死んだ生物のゲノムを研究することも可能になりました。(参考記事:「ゲノム編集でヒト受精卵を修復、米初、将来性は?」) 最初の転機は、2009年に訪れました。ネアンデルタール人の骨からDNAを抽出することに成功したのです。こうして私たちとは別の人類の全ゲノム配列が決定され、古生物学者の長年の謎が解明されま

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    dasahongo 2017/10/20
  • 【動画】全身が真っ白! 幻の「白いザトウクジラ」

    【動画】オーストラリアの東岸沖で、非常に珍しい全身真っ白なザトウクジラが目撃された。(解説は英語です) 世界でも有名な白いザトウクジラの姿を、オーストラリア東岸沖で再び見ることができた。「ミガルー」と名付けられた白いクジラで、9月21日、シドニー沖を泳いでいるところをカメラに収められた。これから南極へ向かって回遊するのだ。(参考記事:「【動画】珍しい!全身真っ白なキリンの親子」) 動画を撮影したのは、ホエール・ウオッチング・シドニーの写真家ジョナス・リーブシュナー氏。ミガルーが姿を現すまで、1週間かかったという。 ミガルーは、オーストラリアの先住民族アボリジニの言葉で、「白い人」を意味する。このように白いクジラは、世界でもごくわずかしか知られていない。オスのザトウクジラであるミガルーは1986年に生まれたと考えられている。(参考記事:「【動画】極めて珍しい白いオランウータンを保護」) ミガ

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    dasahongo 2017/09/27
  • 金属ドリルで果実に穴をあける寄生バチ

    イチジクの表面に穴をあけようとする寄生バチ。 Photograph by Lakshminath Kundanati 寄生性のイチジクコバチのメスは卵を産みつけるため、まだ熟していない硬いイチジクの表面に穴をあけなくてはならない。幸運なことに、彼女には生まれつき強力な工具が備わっている。新しい研究によると、それは人間の髪の毛よりも細く、先端に亜鉛が付いたドリルの刃先のような付属器官であることが明らかになった。 穴あけ工具として「硬いのに巧みに動くというのは来非常に難しい挑戦だが、この構造を見ると実に見事である」と、研究のリーダーでインド、バンガロールにあるインド科学研究所の機械工学者、ナムラタ・グンディア(Namrata Gundiah)氏は語った。 同氏は、亜鉛がハチのドリルの刃先を硬くしているという事実を今回初めて証明した。 ◆硬い先端 グンディア氏は以前から、寄生バチが産卵管と呼ば

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    dasahongo 2017/09/12
  • 99年ぶり大陸横断日食に全米沸く 写真16点

    米国で「大陸横断皆既日」が観測された。米国で皆既日が観測されるのは38年ぶりで、大陸を横断するのはほぼ100年ぶりのこと。現地の21日、北西太平洋岸から南東の大西洋岸にかけての各地域で、それぞれ数分ほどだが月が太陽を隠し、夜のように暗くなった。 ナショナル ジオグラフィックは、ジェット機に搭乗した写真家ババク・タフレシ氏が太平洋上から日をとらえたほか、日が通り過ぎる経路に10人以上の写真家を配置。それぞれが独自の視点で今回の天文ショーとそれを楽しむ人々を撮影した。写真16点を掲載する。 今回の日を撮った最初の一枚のひとつ。ナショジオの写真家ババク・タフレシ氏は日がスタートする瞬間に太平洋上を飛んでいた。(Photograph by Babak Tafreshi)

    99年ぶり大陸横断日食に全米沸く 写真16点
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    dasahongo 2017/08/23
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