p_shirokuma氏のオタクにまつわる一連のテキスト(惑星開発委員会の宇野常寛氏の文章等)を読んでいて感じるのは、「自分の意見に言及することそのものが、言及した者の執着(コンプレックス)を何よりも証明している」というスタンスを取っていることです。相対する相手の思想信条その他もろもろを炙り出す点において、これは非常に有効な手段です。そして、反論を全て「言及したな!」「こんなテキストに怒り狂うから駄目なんだよ」といった感じでメタ化、もしくはレベルの低い相手としてあしらうことも可能です。 このようなスタンスを取っている書き手に対して私はこんな疑問を持ちます。 「あなたのテキストに対して誰一人反応しない世界、それを望んでらっしゃるのか?」 「「言及したな!」とタグを付けることがなくなる状況を望んでらっしゃるのか?」と。 そしてこうも思います。「言及したものに対して個々に具体的なソリューションを