コンゴ民主共和国カタンガ州カレミエに設置された国内避難民(IDP)キャンプ(2018年3月20日撮影)。(c)AFP PHOTO / John WESSELS 【4月6日 AFP】コンゴ民主共和国で無法地帯と化している東部で、性的暴力や民族間抗争が増加しており、数百万人が家を捨てて避難を強いられる人道的な危機が生じている。 国連安全保障理事会(UN Security Council)が先週、全会一致で出した声明によると、同国で人道支援を必要とする人は少なくとも1310万人に上り、うち770万人は重度の食料不足に陥っている。だが政府はこれを誇張だとして否定している。 危機に対処するため、17億ドル(約1820億円)の資金調達を目標に来月スイス・ジュネーブ(Geneva)で開かれる大規模な援助会議への出席を同国は回避しており、国際社会との対立が続く中、東部地域ではレイプが増加している。 混乱す