世界文化遺産への登録を目指している北海道と青森県、岩手県、それに秋田県に点在する「北海道・北東北の縄文遺跡群」について、ユネスコの諮問機関は世界遺産への登録がふさわしいとする勧告をまとめました。これにより、ことしの世界遺産委員会で世界文化遺産に登録される見通しとなりました。 「北海道・北東北の縄文遺跡群」は、北海道と青森県、岩手県、秋田県に点在する17の縄文時代の遺跡で構成され、 ▽竪穴建物や掘立柱建物などが配置された青森市の「三内丸山遺跡」や、 ▽大小の石が環状に配置され「秋田のストーンサークル」と呼ばれる祭祀遺跡、秋田県鹿角市の「大湯環状列石」などが含まれています。 国は、狩猟や採集、漁を基盤に人々が定住して集落が発展し、1万年以上続いた「縄文時代」の生活や精神文化を現代に伝えるもので普遍的な価値があるとして、ことしの世界文化遺産への登録を目指しています。 文化庁によりますと、ユネスコ
![「北海道・北東北の縄文遺跡群」世界文化遺産に登録の見通しに | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9cedd1e2daf42732d602d252133c57e9d8b52be8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20210526%2FK10013053181_2105261817_2105261819_01_02.jpg)