世界的に「脱プラスチック」への動きが広がる中、ブロックのおもちゃで知られるデンマークの玩具メーカー「レゴ社」は、ペットボトルを再利用したブロックの試作品を公開しました。今後はすべての製品を使用済みペットボトルや植物などを利用した持続可能な素材を使って生産することを目指すとしています。 レゴ社は石油由来のプラスチックではなく環境に配慮した素材を使った製品やパッケージの開発を進めていて、6月下旬、飲料用のペットボトルを再利用したブロックの試作品を公開しました。 1リットルのペットボトル1本から平均で10個分のブロックの原材料が確保できるということで研究チームは安全性や強度などの基準を満たすため何度もテストを繰り返したとしています。 今後は、製品化に向けてさまざまな色や形状のものについて品質テストを重ね、2030年までにすべての製品をペットボトルや植物などを利用した持続可能な素材を使って生産する