伊賀市馬場の市立あやま保育所(中島好美所長、園児138人)で6月30日、牛乳のアレルギー反応がある男児(1)に誤って飲ませてしまう事故が発生した。市が7月1日に発表した。男児は市内の病院で入院治療を受けていたが、同日の午前中に退院したという。 発表によると、事故が起きたのは30日午後3時30分ごろ。0歳児・1歳児クラスの15人におやつとしてバナナと牛乳またはお茶を出し、男児も100CCのコップに3分の1ほど入った牛乳を2口分飲んでしまったという。 男児は母親に連絡するまでの約20分間に3回おう吐し、到着を待ってから市内のかかりつけ医に受診。その後も顔が赤くなる症状が続いていたため、市内の病院に入院し、点滴などの処置を受けた。 同保育所では通常、アレルギー反応がある園児は一人用のテーブルを使用し、着席後におやつを配るよう決めていた。同クラスは保育士6人で担当。30日は欠席者が多かったことか