東洋大学法科大学院の学生募集停止について本学ではこの度、専門職大学院法務研究科法務専攻(以下:法科大学院)の2016(平成28)年度以降の学生募集停止を決定いたしました。 本学法科大学院は、司法制度改革審議会の意見書や東洋大学の教育理念に十分配慮し、社会に生起する種々の問題に対し、広い関心と人権感覚を持ち、「国民の社会生活上の医師」として社会に貢献する法曹を養成することを理念に掲げ、2004(平成16)年4月に設置し、以来10年間、法曹養成の一端を担って参りました。 しかしながら、法科大学院志願者が全国的に減少の一途をたどり、本学法科大学院においても志願者数、入学者数とも減少が続き、定員割れの厳しい状況が続いておりました。 こうした現状をふまえ、カリキュラム改訂や教育方法の改善、入試制度の見直し、入学定員の削減、広報活動の拡大など、あらゆる手をつくしてまいりましたが、現在までに入学者の減少