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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/ooba (7)

  • 韓国通貨危機の裏側を赤裸々に暴く 『国家が破産する日』

    あれから何が変わって何が変わっていないのか...... 『国家が破産する日』(C) 2018 ZIP CINEMA, CJ ENM CORPORATION, ALL RIGHTS RESERVED <1997年、韓国の通貨危機が起きるまでの7日間。現在から通貨危機を見直すことによって、その後の韓国社会にとっての意味を浮かび上がらせる......> 1997年に起きた韓国の通貨危機を題材にしたチェ・グクヒ監督の『国家が破産する日』では、冒頭から一刻を争う緊迫感に満ちたドラマが繰り広げられていく。 物語が始まるのは1997年11月15日。韓国銀行の通貨対策チームの報告からわかるように、大手企業が続けて不渡りを出したことから国際的な信用力が低下し、外国資が撤退を始める。政府は外貨準備金を投入してウォンの下落を防いでいるが、外貨準備高は危機的な水準にあり、試算ではデフォルト(債務不履行)まで一週

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    daybeforeyesterday 2019/11/09
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  • ホロコーストと性を結びつけ、ドイツを揺るがす『ブルーム・オブ・イエスタディ』

    『ブルーム・オブ・イエスタディ』(C)2016 Dor Film-West Produktionsgesellschaft mbH / FOUR MINUTES Filmproduktion GmbH / Dor Filmproduktion GmbH <ホロコーストの加害者と犠牲者の孫である男女恋愛が、コメディタッチで描かれながら、ドイツの戦後やナチズムの記憶について考えるヒントが埋め込まれている> かつて『4分間のピアニスト』(06)が日でもヒットしたドイツのクリス・クラウス監督の新作『ブルーム・オブ・イエスタディ』では、ナチズムの記憶がこれまでにないアプローチで掘り下げられる。 この映画には、立場は正反対でありながら、同じように家族の過去を通してナチズムの記憶に深くとらわれた男女が登場する。ホロコースト研究所に勤めるトトは、ナチス親衛隊の大佐だった祖父を告発した著書によって研究者

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    daybeforeyesterday 2017/09/29
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  • ジョージアで起きた「アブハジア紛争」で続く不条理

    <ソ連邦崩壊後、ジョージア(グルジア)で起きた「アブハジア紛争」は、94年に停戦合意したが、緊張はいまも続く。戦争の不条理さとともに、戦火の中でも人間として生きようとする人々の姿を描く> アブハジア紛争は、94年に停戦合意したが、緊張はいまも続いている 1991年にソ連邦が崩壊し、その一共和国だったジョージア(グルジア)は独立するが、ペレストロイカ以後に国内で表面化してきた民族対立が紛争に発展する。ジョージアに属する自治共和国だったアブハジアには、宗教、言語など独自のアイデンティティを持つアブハズ人が居住していた。アブハジアの統合を主張するジョージアの民族主義者に反発してきた彼らは、1992年に独立を宣言し、それを端緒に両者の間で激しい戦闘が繰り広げられ、国が荒廃することになった。 【参考記事】ロシアが狙う? もう1つの併合計画 【参考記事】ジョージアと呼ばれたいグルジアの気まぐれ このア

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    daybeforeyesterday 2016/09/14
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  • 失業と競争のプレッシャー、情け容赦ないフランスの現実

    『ティエリー・トグルドーの憂』  (C)2015 NORD-OUEST FILMS - ARTE FRANCE CINEMA <リストラで1年半も失業中の中年男。やっとの思いでスーパーマーケットの監視員の仕事を手に入れるが、彼はその新たな職場で過酷な現実を目の当たりにする。フランスで観客の共感を呼び大ヒットとなった社会派ドラマ> フランスで観客動員100万人の大ヒット社会派ドラマ 社会の片隅に生きる人間を見つめるフランス人監督ステファヌ・ブリゼの『ティエリー・トグルドーの憂』では、失業によって悪戦苦闘を強いられる男の姿が描き出される。主人公のティエリー・トグルドーは1年半も失業中の中年男だ。職業訓練を受けても就職できなかった彼は、やっとの思いでスーパーマーケットの監視員の仕事を手に入れる。ところが、これで家族を養いローンも返済できると思ったのも束の間、彼はその新たな職場で過酷な現実を目

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    daybeforeyesterday 2016/08/11
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  • シリアの惨状を伝える膨大な映像素材を繋ぎ合わせた果てに、愛の物語が生まれる

    祖国の惨状を伝える膨大な映像素材を収集し、それらを再構築する独自の表現を模索する。オサーマ・モハンメド監督『シリア・モナムール』 シリア人の監督オサーマ・モハンメドが作り上げた『シリア・モナムール』は、アラブの春以降の変動のなかで戦場と化し、殺戮が繰り返されてきたシリアを題材にしたドキュメンタリーだが、そこから浮かび上がる世界は既成のドキュメンタリーとはまったく違う。 オサーマは、自身が緊迫した現場に乗り込んで、現実を切り取っているわけではない。彼は2011年のカンヌ国際映画祭のパネルディスカッションで、政府軍に不当に拘束され政治犯にされた人々の釈放を訴えたために、フランスへの亡命を余儀なくされた。そして、亡命先のパリで、祖国の惨状を生々しく伝える映像がネット上に日々アップされるのを目にした彼は、膨大な映像素材を収集し、それらを再構築する独自の表現を模索するようになった。 さらにもうひとつ

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    daybeforeyesterday 2016/05/18
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  • 麻薬取引は、メキシコの重要な「産業」だ

    これまでに約12万人以上の死者を出している〝メキシコ麻薬戦争”を追った『カルテル・ランド』(c) 2015 A&E Television Networks, LLC メキシコの麻薬戦争を追った衝撃のドキュメンタリー『カルテル・ランド』 ニューヨークを拠点に活動するマシュー・ハイネマン監督の『カルテル・ランド』は、以前コラムで取り上げたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『ボーダーライン』と同じように、メキシコの麻薬戦争を題材にしている。ただしこちらは、劇映画ではなくドキュメンタリーである。 【参考記事】アメリカ土を戦場化する苛烈なメキシコ麻薬「戦争」 武装殺人集団に変貌を遂げたメキシコの麻薬カルテルは、一般市民も巻き込み、国家の基盤をも揺るがしかねない脅威となっている。ハイネマン監督は、そんな状況のなかアメリカとメキシコでそれぞれに行動を起こしたふたりの市民に注目する。彼らは、政府や警察がなにもで

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    daybeforeyesterday 2016/05/01
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  • 30年間贋作を制作し、資産家や神父を装って美術館に寄贈し続けた男

    『美術館を手玉にとった男』は、とんでもなくユニークな贋作者を題材にしたドキュメンタリーだ。事の発端は、2008年にオクラホマシティ美術館のレジストラー(情報管理担当者)、マシュー・レイニンガーが、マーク・ランディスなる人物によって寄贈された作品が贋作だと気づいたことだった。彼は他の美術館に問い合わせるなど調査を始め、驚くべき事実が明らかになっていく。ランディスは30年にわたって多様なスタイルを駆使して贋作を制作し、資産家や神父を装って美術館を訪れ、慈善活動と称してそれらを寄贈していた。騙された美術館は全米20州、46館にも上った。 ともに美術界にバックグラウンドを持つふたりのドキュメンタリー作家が、「ニューヨーク・タイムズ」の記事でランディスのことを知ったとき、事件の背景はまだ解明されておらず、謎に包まれていた。そこで彼らはランディスに接触し、その実像に迫っていく。 『美術館を手玉にとった

    30年間贋作を制作し、資産家や神父を装って美術館に寄贈し続けた男
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    daybeforeyesterday 2015/10/31
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