これは古代ギリシャで確立された教会音楽の旋法(音階)が発端です。 この元々の由来は、「古代ギリシャの地名(イオニアン=イオニア地方、フリジアン=フリギア地方)」や「○○人(ロクリアン=ロクリア人など)」のようなところから付けられているようです。「イオニアン=イオニア人」、「リディアン=リュディア人」も間違いではないと思います。またミクソリディアンも「南リディア地方」という意味になるようです。語源もギリシャ語で、それが英語で「リディアン」「ドリアン」と呼ぶようになったのです。 音楽では旋律(旋法)が発生し「古代ギリシャ旋法」が確立しました。そこから西洋中世においてローマ・カトリック教会聖歌などで使われる「教会旋法」へと発達していきました。しかしこれは今で使われているスケール(モード旋法)とは違った使われ方がされています。(音階も若干違います) 「教会旋法」 第1正格旋法:ドリア旋法 (ドリア