天皇、皇后両陛下は12日夜、東京都港区のホテルオークラ東京で開かれた慈善晩さん会「チェリー・ブロッサム・チャリティーボール」に出席、20年ぶりにダンスを披露された。 今年で創立60周年を迎えた国際福祉協会の主催。天皇陛下は黒のタキシード、皇后さまは白いロングドレス姿で、手を取り合い、時折ささやき合いながら、陛下が軽やかなステップでリードされた。「バラのタンゴ」「ムーンリバー」など4曲を終始笑顔で踊られ、会場は和やかな雰囲気に包まれた。宮内庁によると、両陛下は1か月ほど前から、時折レコードを流し、ダンスの練習をされていたという。 同協会は、晩さん会の収益金などで国内外の福祉施設の援助を行っている。