埼玉県の51歳の職員が、温泉施設の女性の脱衣場に女装をして忍び込んだとして、建造物侵入の疑いで警察に逮捕されました。 職員は容疑を否認しているということです。 逮捕されたのは、埼玉県の職員で熊谷県税事務所の主任、飯田貞之容疑者(51)です。 警察によりますと、飯田主任は13日午後8時半ごろ、熊谷市月見町にある温泉施設の女性の脱衣場に忍び込んだとして建造物侵入の疑いが持たれています。 当時、脱衣場には10人ほどの客がいましたが、女性用のかつらをかぶってスカートをはいた不審な男がいるのを客の女性2人が見つけて取り押さえ、警察に通報しました。 調べに対し飯田主任は、「トイレを借りるために入った」と供述し、容疑を否認しているということで、警察が当時の状況を詳しく調べています。 職員が逮捕されたことについて、埼玉県の熊谷県税事務所の中山昌克所長は、「勤務態度は大変まじめな職員だったので驚いています。