【政界徒然草】一度麻薬に手を出すとやめられないというのは本当だった…民進党は共産党との共闘をいつまで続けるのか? 10日投開票された参院選の結果、自民、公明の与党に、おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党をあわせた改憲勢力4党が、参院でも憲法改正の国会発議に必要な3分の2を占めることになった。野党第一党の民進党は「3分の2阻止」を掲げ、共産、社民、生活とともに32ある1人区で野党統一候補を擁立し、安倍晋三政権に対抗した。一度味わった共産党との選挙協力。その味を忘れられず、手放せない麻薬と化すのか。政権交代をかける次期衆院選で、民進党は「民共政権」に突き進むつもりなのだろうか。 「一定の効果はあったが、いろいろと課題は浮かび上がっている。今回の結果をよく分析して、どういうやり方をすれば、国民の声が国会の議席に反映されやすくなるのか、さらなる模索をしていかなければならない」 民進党の枝野