NHK党の立花孝志党首は20日、テレビ朝日のニュース番組「報道ステーション」の党首討論企画に出演した際、司会者の大越健介キャスターから発言を遮られて精神的苦痛を被ったとして、テレビ朝日と大越キャスターを相手取り、計10万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。立花党首が東京都内で記者会見して明らかにした。 訴状などによると、今月16日の番組内で安全保障をテーマに議論をしていた際、立花党首は「テレビは国民を洗脳する装置」などと述べたところ、大越キャスターが遮る形で発言を打ち切った。番組側はテーマから逸脱する発言があった場合は「しかるべく対応させていただく場合もある」との文書を立花党首に事前に渡していた。