列車が頻繁に行き交い、ラッシュ時には1時間に3分程度しか通れないことから「開かずの踏切」と呼ばれていた横浜市内のJRの踏切に歩道橋が完成し、18日から利用が始まりました。 歩道橋が出来たのは横浜市戸塚区のJR戸塚駅北側の踏切です。 東海道線や横須賀線など一日におよそ800本の列車が行き交いラッシュ時には1時間に3分程度しか通れないことから「開かずの踏切」と呼ばれていました。 長年にわたって対策が検討されてきましたが、全長およそ80メートルの歩道橋が完成し、18日は式典を行って地元の住民や関係者が渡り初めをしました。 車用の地下道も現在建設中で、来年3月に完成する予定です。 横浜市戸塚中央区画整理事務所の大谷康晴所長は「住民の長年の思いが実を結んだ。これで東西の行き来が可能になるので多くの人に利用してもらい、まちの活性化を期待したい」と話しています。