自分の中で一年の区切りをつける時間がまったくなくて、きつくない?
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「韓国映画なんて観ない」という人に「勿体無いですよ」と言っても無駄だ。それは知っての上で言う、観ないと一生後悔しますよ 「この、成人指定にして全世界で異例のヒットを飛ばしている作品は、あらゆる意味であなたが想像している韓国映画のどれとも違うし、水準は桁違いだ。だからそう、もうこれを韓国映画と看做さなくて良い」と言いたいところなのだが、何せ時代設定は日帝時代も日帝時代、1939年、言わずと知れた太平洋戦争の開戦前年である。 本作は「韓国映画であること」を、最もえげつなく感じさせる『暗殺』(菊地成孔の『暗殺』評:「日韓併合時代」を舞台にした、しかし政治色皆無の娯楽大作)に続く、「時代設定により、片言の日本語と韓国語が乱れ飛ぶ韓国エンターテインメント映画」の、紛れもない大傑作である(半分ぐらい日本語)。もう、痛快さと重厚さに笑ってしまうほどの変態文芸ポルノの復権であり、映画への誹謗にも、また、誤
(C)2016 CJ E&M CORPORATION, MOHO FILM, YONG FILM ALL RIGHTS RESERVED 原作『荊の城』(サラ・ウォーターズ)を太平洋戦争前夜の朝鮮に移し替えた設定の大胆さや、エログロ、フェティッシュの様式美や、二人の女優のベッドシーンの「過激さ」(R18指定)や、英日韓がミックスされた建築・美術の重厚さや、変態と残虐性とユーモアの同居や、韓流エンタメの底力などについては、下のテキストを始め、既にあちこちで異口同音に語られている‥‥ 菊地成孔の『お嬢さん』評:エログロと歌舞伎による、恐ろしいほどのエレガンスと緻密|Real Sound|リアルサウンド 映画部 ‥‥のでここでは措いといて、個人的にもっとも刺さった部分を中心に書きたい(以下ネタばれあり)。 舞台は1939年(昭和14年)の日本統治下の朝鮮。スリ集団に育てられた孤児のスッキは、広大
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