都内の名画座に足繁く通うようになって9年目になるけれども、毎年、年末になると「今年は見逃したものが多い」とか「もっと観ることができたはずなのに」などと後悔ばかりしているのはどういうわけか。 何年か前は、たとえアルバムを作るような仕事が入っているときでも、なんとか時間をやりくりしてまだ観たことのない作品には駆けつけていた。シネマヴェーラの【新東宝映画特集】とか。それが最近はちょっと忙しくなってしまうとすぐに観るのをあきらめている。シネマヴェーラ渋谷、晩秋の大型特集【私たちの好きなロマンポルノ】など、観ればどれも面白いのに、いったい何が忙しかったのか、見逃し作品ばかりになってしまった。とにかく、歳をとるとあきらめがよくなるのがおそろしい。でも仕方がない。歳なんだから。 ● 名画座に掛かっている作品さえ見逃してばかりなのだから、新作映画などほとんどまったく観ていない。なのに今年も『映画メモ』など
72回紅白歌合戦を見ました。 過去のどの回とも空気感が違っていたのですが、じゃあよかったのかどうかといえば非常にもにょもにょする感じの視聴感でした。 まず、会場が有楽町の東京国際フォーラムだったということで、この会場の使い方は大変によかったと思います。 館内マップでいくと、メイン会場はホールAだったのですが、山内惠介・三山ひろしは「ガラス棟G」の上の階、櫻坂46は「地上広場」、YOASOBIと星野源はガラス棟地下のホールE1/E2前の細長いロビー部分を使用しています。 あと、まふまふやドラクエのオーケストラについては「どこ」を明示していませんでしたが、ホールE1/E2の中だったりしたのかもしれません。 で、有楽町だけでなく渋谷のスタジオや京都・清水寺や東京湾のクルーズ船とか、割と過去最高にいろんな場所からの中継がありました。 これ演出というよりはNHKの立場として運営も「密を避ける」ことに
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