米ウィスコンシン州ミドルトン近郊の農場(2013年11月19日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/Scott Olson 【3月10日 AFP】米国の思春期と青年期の若者の自殺率は過去10年間で、地方部の方が都市部に比べて2倍高くなっているとの調査結果が、9日の米国医師会(AMA)が発行する医学誌「JAMA小児科学(JAMA Pediatrics)」に発表された。 米オハイオ州立大学(Ohio State University)ウェクスナー医療センター(Wexner Medical Center)などの研究チームは、1996~2010年の自殺率を分析。その結果、自殺は人口の少ない地域で増加しつつあり、都市部では以前より発生頻度が減少する傾向がみられるとして、地方部と都市部での差が広がりつつあることを発見した。 今回の調査で用いられた、米国立衛生統計センター(Natio