今回の記事は、BoardGameGeekのフォーラムから、 Why This Ameritrasher Loves the 'Gric という、アグリコラのレビューの翻訳です。アグリコラは、Uwe Rosenberg がデザインした言わずと知れた傑作ゲームですが、それをアメリカンゲーマーの視点からすさまじい熱さで評価したこのレビューは、フォーラムのプレイヤーたちから絶賛を受けました。非常に偏った個人的な文章ながらも、ゲームのおもしろさとは何なのかをよく考えさせてくれる内容となっています。 文中では、「Ameritrash」という単語を「アメゲー」、「Ameritrasher」という単語を「アメゲー厨」と訳しています。これはユーロゲームに対して特徴的なアメリカンゲームとそのプレイヤーを指す言葉で、高いテーマ性やプレイヤー同士の争いなどが特色とされています。詳しくは BGG Wiki のAme
魂を取り合うお坊さん お坊さんたちが悟りを目指して瞑想を繰り広げるボードゲーム。タイトルの「シェンシ(身世)」は中国語で(悟りの)ステージという意味。8つのステージを最初に登りつめて完全な悟りを開いたら勝つ。 『盗賊の親方』『ギャングスター』『プラネットスチーム』などのルドアートの新作。テーマもイカしているが、コマは金属製、座布団は布製の豪華コンポーネントに、BGMのCDまで付いている。昨年のエッセン国際ゲーム祭でひときわ目を引いたゲームだったが、生産が間に合わず、ようやく今年になってから発売された。 ステージを上げる方法は、お寺の中で瞑想しているほかのお坊さんを取ること。宙に浮く座布団で移動してほかのお坊さんに近づき、同じマスに入ると、そのお坊さんは盤外に出され、自分はステージが上がる。他人が達成した瞑想のステージを乗っ取るという設定らしい。 手番には自分のコマを2マスまで移動する、座布
WiiにニンテンドーDS、PS3など、最新技術を駆使したゲーム機をリリースし続け、とどまるところを知らないゲーム業界。しかしその反面、アナログな「ボードゲーム」も根強い人気を誇っています。今回は、はてなブックマークでもたびたび話題になるボードゲームを、百戦錬磨のアナログゲーム達人たちにレビューしてもらいました!今アツいゲームは、いったい何なのでしょうか。 ■ボードゲームとは? ▽ボードゲーム - Wikipedia コマやカードを盤上で動かすボードゲーム。本場ドイツをはじめ、あらゆる国で楽しまれています。また、カードゲームを含めることもあります。普段の生活ではなかなか触れ合う機会がないため、漠然と難しそうなイメージを抱いているかたもいらっしゃるかもしれません。しかし、一度ゲームを始めると、誰でも楽しめるのがボードゲームの魅力。 ■今回のレビュアーたち さて、今回レビューに協力していただいた
2009年度の各国のゲーム賞状況をまとめたところ(ボードゲーム各賞受賞2009)、『ドミニオン』より評価されたゲームが予想より多かった。『ドミニオン』はドイツ年間ゲーム大賞、ドイツゲーム賞、アラカルトカードゲーム賞の3冠を達成しているが、不思議なことにドイツ以外のゲーム賞はノミネートや入賞止まり。大賞や1位に選んだのはフィンランドしかない(日本は投票中なので、まだこれからだが)。お国柄だろうか、それとも『マジック:ザ・ギャザリング』ぐらい従来のゲームとはかけ離れた印象をもたれたのか。 では、『ドミニオン』より評価されたゲームとは何だったかというと、まず『ディクシット(Dixit)』である。もともとフランスのゲームだが、フランス年間ゲーム大賞、スペイン年間ゲーム大賞、フランストリックトラック賞3位(『ドミニオン』は4位)という高い評価を得ている。絵のイメージを言葉にして、できるだけ少数の人し
美しさの裏に細かい工夫 2009年のゲームマーケットで最も注目を集めたブースといえば、賽苑であろう。その人気は、メビウスママさんも驚きの様子で伝えている(メビウスママのひとりごと:ゲームマーケット 2009 その1)。瞬殺で売り切れてしまったので、お目にかかれなかった人もいるだろう。また来年、同じ作品をもってきても十分売れると思われる。(ちなみに私も所有していない。) とはいえ、この作品を見ると、手作業でいくつも作るのはたいへんだなと思う。色分けされた棒には、穴を開けてファイバーが通してある。台は彩色した何枚かの木を重ねている。見とれてしまうほど見事なコンポーネントで、どこかのメーカーが権利を買い取って工場で量産してほしいくらいだ。 ゲームは、『スティッキー』のように、一本ずつ抜いていって崩した人が負けというシンプルなもの。でもコンポーネントは見掛け倒しではない。棒を抜くと、下に色がついて
今年で4年目となる寺子屋体験会が開かれ、坐禅指導とボードゲームのルール説明係として参加してきた。坐禅は15分、ボードゲームは120分である。そのほかに朝の勤行、お粥の朝食、昼の流しそうめん、バルーンジェットの工作、公園でのスイカ割りと盛りだくさんのメニュー。主催して下さる子供育成会の方々には本当に頭が下がる。 今回の参加者は35名ほど。ボードゲームの時間になったら、まず各テーブルに4人ぐらいずつ座ってもらって、代表の人が借りに来ることにした。用意した18ゲームは9卓では十分だが、説明する人手が足りない。私のほかにゲームの説明ができる役員さんが2人。説明が終わって、最初の1周目がルール通りに進むのを見届けたら、もう次のテーブルに行かなければならない。そこで持ち込むゲームも、説明に極力時間がかからないもの、直感的に分かりやすいものを選んだ。 また去年までの反省点として、いくら簡単でも対象年齢が
ドイツでボードゲームデザイナーの手によるDSソフトが相次いで発売されることが分かった。 まず国内のボードゲーム愛好者にも高い評価を得ているドイツのゲームデザイナー、R.クニツィア氏による任天堂DSソフトでタイトルは『クニツィア博士の論理コーチ(Dr. Reiner Knizias Logik-Coach)』。世界を旅しながら、それぞれの都市でさまざまなゲームに挑むという。リオのカーニバルでダンサーを揃えるゲーム、シドニーのオペラハウスでメロディーを記憶するゲーム、ケープタウンで海の生き物をすばやく数えるゲーム、アステカ遺跡で石を集めるゲームなどが入っている。 日本でも川島隆太教授の「脳を鍛える」シリーズがDSソフトでヒットしたが、クニツィア氏のゲームは勉強よりも遊び心を重視した作りのようだ。 もうひとつは『原始スープ』でおなじみの夫婦デザイナー、D.マテウスとF.ネステルによる『ハリネズミ
こちらは「天空盤 プレミアム」 ダーツライブは、1月より対戦型ボードゲーム「天空盤」を「DARTSLIVE STORE」で発売、同時にケータイでも通信対戦が楽しめる「天空盤 モバイル」のサービスを開始した。 ダーツライブは、業務用エレクトロニックダーツマシン「DARTSLIVE」を中心に、ダーツ関連のサービスを提供している会社。「天空盤」の誕生は、同社社長がダーツバーでの新しい遊びとしてボードゲームの魅力に取りつかれたことに端を発する。対戦相手の表情を読んだり、会話を楽しみながら遊ぶ面白さを、ネットワークで結ぶことを思いついたとのこと。 天使と悪魔のコマは相手に見えないように配置。星があるのが天使のコマで、シッポがあるのが悪魔のコマ 「天空盤」は、1対1で天使のコマと悪魔のコマ(各々4つずつ)を取りあうゲームで、勝利条件は“相手の陣地の出口から天使のコマを1つ外に出す”か、“相手の天使を4
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