“体罰高校”は、生まれ変われるのか? 大阪市立桜宮高バスケットボール部主将の男子生徒が、体罰を受けた後に自殺した問題をめぐり、市教育委員会は21日、同校体育系学科の募集を中止し、定員120人分を普通科として募集することを賛成多数で決めた。これに橋下徹大阪市長(43)も「すばらしい」と評価。だが、納得していない生徒たちは不可思議な言葉を発し、問題のバスケ部顧問の指導もあまりに常識離れしたものだったことが判明した。 市教委は入試の時期が迫っていることもあり、受験生に配慮し試験科目や配点、通学区域などは従来の体育系学科と同じとすることも決定した。普通科に変更した後のカリキュラムについても、スポーツに特色のある内容にするとしている。桜宮高の管理職と体育科教員を早急に刷新するなど4項目の改革プランも併せて決定した。 入試やカリキュラムが現状とほぼ変わりがないことから「体育科を普通科のラベルに張り替え