森友、加計、日報ときて今度は閣僚のスキャンダル――。 週明けの23日、林芳正文部科学大臣の不祥事が暴露されるとの情報が流れ、一連の騒ぎに揺れる自民党に激震が走る状況となっている。 詳細については「週刊文春」の報道を待つしかないが、大ざっぱに言うと、国会審議中の昼間に文科大臣が、女性目当てでよからぬ場所に通っていたとの内容。“政治とカネ”を巡る疑惑も合わせて報じると見られており、閣僚が政権の足を引っ張る事態となりそうだ。今週からゴールデンウィーク明けにかけて、政局が緊迫の度を増すことになる。 ◆スキャンダルまみれの安倍政権 現職閣僚による女性とカネ絡みのスキャンダル――。23日、またたく間に広まった情報に、自民党関係者がため息をついた。 「聞いてる。文春砲だろ。林さんの……。国会開催中に、それも昼間に、おかしな所に行ってたっていう……。地元では、政治とカネの話も出てるとかで……。規範意識ゼロ