名古屋出入国在留管理局(名古屋市)の施設に収容され、死亡したスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん(33)の法要が23日、静岡県富士宮市のスリランカ寺院で営まれた。ウィシュマさんが訪れたこともある寺で、来日中の遺族や檀家が参列、死を悼んだ。 この日はお釈迦様の誕生などを祝う花祭りが開かれ、ウィシュマさんの法要も行われた。住職がシンハラ語と日本語で読経し、妹のワヨミさん(28)とポールニマさん(26)、檀家らが手を合わせた。 フルッレイ・スダンマ住職(38)によると、ウィシュマさんは留学先の千葉県から静岡県に引っ越した後、知人の紹介で一度、寺を訪れた。