バイオガスという言葉をご存じだろうか。生物の排泄物やゴミ、エネルギー作物などから生成されるバイオ燃料の一種で、非枯渇性の再生可能資源として近年注目されている。 トイレ国内1位のシェアを誇る衛生陶器メーカーTOTOが、バイオガスを燃料に走行するバイク、「トイレバイク・ネオ2号」を開発した。トイレに関わる不要なものをエネルギーに換えるというという考えのもと、人と会話するトイレをコンセプトとし、音声機能、音楽再生機能、LEDメッセージ照明など多くの機能を備えたバイクである。 これに対し海外メディアが、「日本がなんとウンチで動くバイクを作った。しかも話す。これはクレイジー!」と報道した。「トイレが話すとはすごいアイデア。ライダーが便秘で燃料切れが心配な時に、トイレが慰めてくれる……とはいかないが、運勢や天気予報は教えてくれたりする」との記事が掲載された。 バイオガスではなく排泄物で動くバイクという