ブックマーク / www.u-1.net (3)

  • マージナル〈4〉 – MOMENTS

    自らが君臨してきた「ブラッディユートピア」から撤退を決めたヴェルツェーニ=摩弥京也は、最も信頼を置いていたスターマインにその後継を委ねた。そして、事件は起こる。かつてない規模で全国で発生した連続爆破テロ事件。一部で「ヴェルツェーニ事件」と呼ばれることとなるこの事件に、京也と御笠は否応なしに巻き込まれていく。 おお、なんか面白かった。なんか過剰に現代社会、ネット社会の暗部を拡大して演出してるような気はするけれど、確かに現状のネットで散見する愉快犯とかを見ると、こんなバカが出てきてもおかしくないとか思ってしまう。 自身の闇であるヴェルツェーニとの決別を決意した京也の前に現れたのは、新たなるヴェルツェーニ。自らが操ってきた、ブラッディユートピアの総力を自身に向けられ、そして圧倒的な力で京也を追い詰めてくるヴェルツェーニ。組織対個人という絶望的なまでに劣勢な状況に、敗北し続け、膝を着いてしまう京也

    マージナル〈4〉 – MOMENTS
    deathmix
    deathmix 2008/08/20
  • ゲーム感想:ef – the latter tale. ネタバレあり – MOMENTS

    『ef – the latter tale.』ようやくクリアしました。 前作である『ef – the first tale.』から続く、もう一つのおとぎ話としての作。しかし、その実、前作はあくまで前振りに過ぎず、作こそが編であり、おそらくは語られるべき物語だったのかなという印象を持ちました。 火村夕と雨宮優子。ふたりの謎めいた存在が語る4つの物語。それは、彼らが過去から今へと辿る過程で出会い、交わり、別れていったひとびととの物語。そうして、それらが語られた後に明かされる、夕と優子の物語は、作が標榜する「おとぎ話」とは大きくかけ離れた世界への絶望や怨嗟、そしてその地獄の底のような状況から這い上がり、その足で歩み出すまでの、長い停滞の物語でもありました。 特に、『ef – the latter tale.』においては、千尋と蓮治、そしてミズキと久瀬の関係が、前作の主人公たちに比べて重い

    ゲーム感想:ef – the latter tale. ネタバレあり – MOMENTS
    deathmix
    deathmix 2008/06/16
  • マージナル〈3〉 – MOMENTS

    宇佐美との再会をきっかけに蘇った悪夢、過去の父の影に京也は神経をかき乱されていた。そして、新たなる殺人者・クロウメモドキの邸宅に御笠と共に忍び込んだ京也は、間一髪でクロウメモドキの兇刃から逃れることができたが、彼は最後の生贄として宇佐美を選ぶ。〈境界人間〉と〈一線を踏み越えた者〉、似て非なるふたりの決着は、もはや死をもってしかなしえない。 境界に立つ京也の不安定さをクロウメモドキが容赦なく突く、痛みに満ちたエピソードでした。正直、今回の犯人であるクロウメモドキは、小物臭が漂っていて、ここまで苦労する相手かという印象は無きにしもなのですが、なるほど、どうしようもなく狂気に堕ちてしまった人間のあらゆるものを顧みない感覚が、過去を思い出したことによって心身ともに衰弱してしまった京也を上回ったといったところでしょうか。 そして、瀕死の重傷のなかクロウメモドキとの決着を望んだ京也が、最後の最後に自覚

    マージナル〈3〉 – MOMENTS
    deathmix
    deathmix 2008/05/01
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