2008年5月1日のブックマーク (4件)

  • イキガミステイエス 魂は命を尽くさず、神は生を尽くさず。:沖永融明 - WATERBIRD

    富士ミスの新人。これは面白かった。 ともに死を迎えつつある兄妹がいちゃいちゃしながら絵書いたり幽霊退治したりする話。なかなかダークでわりとバイオレンス。文章も上手いんだけど、それ以上にセンス先行で暴走してる感じ。感性が若いなぁと思ったり。小説読んで若いと感じたのは初めてだよ。俺も年を取りました。 ダイゴ×一樹という正規カップリングの他に、ダイゴ×志恵さんというカップリングがあるんだけど、これが素晴らしく良い。浮気じみた半同棲生活と、それに伴う軽度の修羅場。志恵さんのキャラ自体も魅力的で、このダメ人間っぽさにすごく萌える。助演女優賞的なものを与えたいくらい。 数年後には凄いことになってそうなくらいの勢いを感じる新人だけれど、しかし富士ミスに数年後がなさそうなのはどうしたものか。

    イキガミステイエス 魂は命を尽くさず、神は生を尽くさず。:沖永融明 - WATERBIRD
    deathmix
    deathmix 2008/05/01
  • マージナル〈3〉 – MOMENTS

    宇佐美との再会をきっかけに蘇った悪夢、過去の父の影に京也は神経をかき乱されていた。そして、新たなる殺人者・クロウメモドキの邸宅に御笠と共に忍び込んだ京也は、間一髪でクロウメモドキの兇刃から逃れることができたが、彼は最後の生贄として宇佐美を選ぶ。〈境界人間〉と〈一線を踏み越えた者〉、似て非なるふたりの決着は、もはや死をもってしかなしえない。 境界に立つ京也の不安定さをクロウメモドキが容赦なく突く、痛みに満ちたエピソードでした。正直、今回の犯人であるクロウメモドキは、小物臭が漂っていて、ここまで苦労する相手かという印象は無きにしもなのですが、なるほど、どうしようもなく狂気に堕ちてしまった人間のあらゆるものを顧みない感覚が、過去を思い出したことによって心身ともに衰弱してしまった京也を上回ったといったところでしょうか。 そして、瀕死の重傷のなかクロウメモドキとの決着を望んだ京也が、最後の最後に自覚

    マージナル〈3〉 – MOMENTS
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    deathmix 2008/05/01
  • 国会図書館はいいんだけど。 (better)

    唐突だが国会図書館は素晴らしい。ワタシはここ二ヶ月、開いてる日はほぼ毎日通っている。知り合いにもたまに会うが、皆一様に熱心でを読むのに集中している。当然だ。 国会図書館とはかなり気が合う。合わないのは大宅壮一文庫で、早くあそこは国会図書館が引き継げばいいのにと思う。金を取るのは構わないが金を取ってるのに不便なのが気にわない。特に入場料の仕組みに腹が立つ。 昔は大宅壮一文庫で検索して、必要なものをメモって、国会図書館にまとめて読みに行ったりしていたが、今は国会図書館にも1988年以降の見出し検索用CD-ROMのシステムが入り、それ以前のも2階にインデックスのが少し置いてあって、それなりに使えるから、大分楽になった。 ああいう、死ぬほど不便なのに、代替がないから、その不便さを解消しようとしない、独占にあぐらをかくような場所を、一刻も早くネットは刺すべきなのに、しかもコンピュータと検索って

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    deathmix 2008/05/01
    アマゾンもうやってんじゃないの?
  • 現代女流詩人集 | daily-sumus

    昭和三十一年頃の雑誌に旧所蔵者がカバーとしてかけていた包み紙。上から大阪心斎橋のベビーショップ・モモタロウ。これは現在の心斎橋筋一丁目のモモタロウビルのことだろうか。二番目は高島屋。高島屋と言えば、薔薇の包装紙。昭和二十七年、飯田慶三社長就任にあたってバラをシンボルフラワーとして包装紙のデザインにも用いたとのことだが、それ以前の包装紙か(?)。三番目は京都駅観光デパート。現在は京都駅一階、ザ・キューブ・ポルタの京名菓売場になっているようだ。 ÷ Mさんより以下のようなメールを頂戴した。戦時下の出版というのは制約が厳しい分だけいろいろな葛藤がうかがえて興味深い。 《今日、扉野さんのを読んでおりまして、思い出しましたので記します。 すでに扉野さんはご存知のことかもしれませんが、永田助太郎は、昭和15年11月発行の「現代女流詩人集」山雅房を山田岩三郎という人と二人で編纂しています。収録されてい

    現代女流詩人集 | daily-sumus
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    deathmix 2008/05/01