パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)で発見されたギリシャ神話の神アポロンの等身大の銅像(2014年2月11日提供)。(c)AFP/HO/GAZA'S MINISTRY OF TOURISM AND ANTIQUITIES 【2月13日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)の海岸で、ギリシャ神話の神アポロンの等身大の銅像が引き揚げられ、来歴に地元関係者が頭を悩ませている。ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)はこのほど、世界の考古学専門家らへ調査協力を呼び掛けた。 報道によればこのアポロン像は昨年8月、数人の漁師が海底で発見した。ガザ当局によると、重さ450キロ、高さ1.7メートルで、約2500年ほど前に制作されたとみられる。最高2億5000万ユーロ(約350億円)相当の価値があるのではないかという。 ハマス当局はAFPの取材に、アポロ