冷戦時代に出来た組織でまともな組織が少ないというのは被曝の歴史を知ってると常識だと思います。島薗進教授によるそういったICRPやUNSCEARなどに関する説明と、それをふまえつつ科学者の信用をどう取り戻す?という論考。 現代日本ほど、科学者やメディアと、庶民の意識が乖離した時代はないです。これは、新しい変化に対応できる人を飛び級で登用しなければならない乱世であるとも言い換えられるでしょう。文中の故人である中川保雄教授の本は、奥様などの大変なご尽力により「増補 放射線被曝の歴史―アメリカ原爆開発から福島原発事故まで― 」として今月に増補復刊されます。 まず中川保雄教授の本を読んでからだろう・・・。まるで読んでないのに色々な場所に突撃する、はてブの地下猫って恥ずかしいぞ。