野村総合研究所(NRI)は2013年6月13日、オープンソース(OSS)のアイデンティティ管理ソフト「OpenIDM」について、サポートサービスを開始した。サポートの価格(税別)は1サーバー当たり年額120万円で、ユーザー数に依存しない費用体系を採用した。一般に、アイデンティティ管理ソフトはユーザー数に応じたライセンス費用がかかるが、今回のサービスを使うと、これを削減できる。 サポートの対象となるOpenIDMは、Web型で動作するJavaベースのアイデンティティ管理ソフトである。複数の業務システムで使われているID情報(ユーザー情報やアクセス権限情報)を一元管理し、これらID情報を個々のシステムに反映することができる。ID運用の監査レポート機能や、権限譲渡などの申請ワークフロー機能(BPMNエンジン)なども備える。ノルウェーのForgeRockが2010年にフルスクラッチで開発したソフト
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