ブックマーク / minamii.hatenablog.com (3)

  • 誰かに教えて貰った知恵や習慣を生活に取り入れるのは、良いエッセイを読んだ後の人生に似ている - 話半分で聞いてください

    誰かに教えて貰った知恵や習慣を生活に取り入れるのは、良いエッセイを読んだ後の人生に似ている。誰かの感受性とともに、生きている感じがする。 例えば、家で飲むレモンサワー。友人の家に遊びに行ったら、缶入りのレモンサワーをわざわざ「うすはり」のグラスへロックアイスを入れたものに注いで、マドラーで1度かき混ぜてから出してくれた。 飲んでみると、口当たりが良く、炭酸や甘味料の味が和らいで、そのままよりも断然美味しい。びっくりした。焼酎と炭酸で一から作らないでも、そのひと手間で、十分美味しいものが飲める。以来、自宅で冷たい飲み物を飲む時は、そうやって飲んでいる。 ほかには、切り花を買ったら枯れだす前にドライフラワーを作り始めるのも、人に貰った習慣だ。花を花瓶から取り出して、茎の下の方を麻紐でくくり、風通しのいい場所に吊るして乾燥させる。エアコンの風が当たる箇所におくと良いと聞いて、そうしている。 買っ

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    deeeet 2015/07/21
  • ピアニストがピアノを弾くように、言葉を話したい - 話半分で聞いてください

    私は話すのが下手くそだ。はっきり言って吃り(ドモリ)である。吃りで、しかも、言葉に抑揚がない。 どんな吃り方かというと、頭で考えていることを、言葉にして口で発するまでにかなり時間がかかっている。なので、長く沈黙したり、回りくどい言葉を選んで話したり、「あー」とか「えー」とかよく言っている。 時間がかかる理由は、最適なアジェンダや言い回しを選んでいるから。たった一言の間違いも許されない。何度も書き直してやっと世間に公開されるや記事の文章のように、納得の行く表現がしたい。時間を稼ぎたいのだ。 そして、考えれば考えるほど、捻出した言葉をただ順番に発するのに集中してしまい、抑揚がなくなる。棒読みになる。それゆえ、会話の中相手には「心こもってる?」と聞かれたり、「感情が読めない」と指摘されたりする。 喋りが下手なのは仕方のない欠点ではあるけれども、そのまま放っておくわけにもいかない。大勢の前で話し

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    deeeet 2015/07/06
  • 休日の昼酒は蕎麦屋に限る - 話半分で聞いてください

    休日とあらば、目覚めてすぐに飲みたくなるのがビールである。昼過ぎまで寝た後の起き抜けの一杯も最高だが、「いや、昨夜も結構飲んだしな」と少しためらって、一先ずシャワーを浴びてから、「いや、やっぱり」と冷蔵庫から缶ビール取り出しプシュっとやるのも、また良い。 とはいえ、こんな甘美な生活はなかなか許されない。できるのは、独り身で暇のある人間くらいだろう。他の誰かの視線を背に、朝から飲むのは後ろめたさを感じるし、平日残した仕事を夜までに片付けるつもりだったりすると、ついうっかり飲み過ぎるわけにもいかない。 誰かと外へ昼ご飯に行くとしても、相手が飲兵衛でない限り、真っ昼間から威勢良く「ビールひとつ!」なんてなかなか言い出しずらかったりする。それでもなおビールが飲みたい。そんな時には、蕎麦屋へ行くことにしている。 蕎麦屋を選ぶ理由は幾つかあって、まず、料理がお酒に合うのは大前提である。そのうえで、瓶ビ

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    deeeet 2015/05/16
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