猫耳をつけた女子高生やちびっ子たちが猫っぽい仕草で踊るという、なんとも”萌え”な祭りがある! そんな噂を聞きつけて、8月の初旬に静岡県の函南(かんなみ)町へと行ってきた。 祭りの名は「かんなみ猫おどり」。 「『かんなみ猫おどり』は、函南町軽井沢に伝わる民話「猫踊り」を題材にしたイベントで、むらおこし事業として、函南町商工会青年部を中心に「かんなみ猫おどり実行委員会」を結成し、昭和63年に第1回目を開催しました。以来、毎年に開催し、今年で24回目を迎えます」(主催する函南町商工会議所の担当者) 町内を流れる狩野川河川敷のグラウンドを利用した会場は、お世辞にも大規模なお祭りとは言えず、まだまだローカルなお祭りであることは否めない。 会場に「猫メイク用ブース」が設置されており、来場者は各々好みのレベルに応じた猫メイクを施すことができるようになっているのは珍しいが、そうは言っても、参加者の多くは地