富士通と富士通中部システムズが 12 月 16 日、「自社製品の重大な不具合を事前に分析予測するソフトウェア」を発表した。その名も「QRMining」 (富士通のプレスリリースより) 。 消費者からの情報や、コールセンターに蓄積されるクレーム、インターネット上の風評などから製品の市場での評価を複合的に監視・分析し、不具合の予兆を検出するという。また、不具合に対する消費者の行動や反応をモデル化、適切・迅速な対策を立てられるそうだ。 「不具合の事前予測」とうたっているものの、実際には不具合の発生自体を防ぐものではなく、不具合の兆候をいち早く検知し、その対策を行うもののようだ。なお、富士通社内で導入されているかどうかは不明。