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  • アナーキスト・マルクス

    アナーキズムとマルクスの思想の親和性を眺めてみました。 この文は『マルクス・カテゴリー事典』(青木書店,1998年3月)の一項目「アナーキズム」(pp.14~17)のために書いたものです。 この事典は,まずマルクスの文章をいくつか冒頭にかかげて,その意味を解説するという体裁になっております。(マルクスの著書名のあとの数字は邦訳『マルクス・エンゲルス全集』の巻数-頁数をあらわします) [マルクスのテキスト] A 私はユーモアを好む者だ。ところがこの法律はまじめに書けと命じる。私は遠慮会釈しない者だが,それなのにこの法律は私の文体が謙虚であれと命じる。[…しかし,ほんとうの謙虚さとは]それぞれの自然にたいし,その質的性格にしたがってふるまうという,普遍的な自由さをいうのである。(『プロイセンの最新の検閲訓令にたいする見解』1-6) B 現実の個別的な人間が[…]個別的人間のままでありながら[

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