4/7 ロンドン出発前に行った藤村龍至さんへのインタビューです。 藤村さんのインタビュー集「1995年以降」を読み自分もインタビューという手法に魅力を感じ、自らの状況から批判的工学主義についてのお話を伺いました。 「工学的アプローチを復活する」 森田:まずは、僕の住む三河はトヨタをはじめ企業の工場がたくさんあって、そこで働く人たちが住んでいて日本中からも出稼ぎ的に働きにくる人もいるようなところです。もとが工業高校の出身なので、仲間もそうゆうところで働いたりしています。それで、動物化がこのまま単純に進んでいくんじゃないか、そうなったら僕がそこで建築家になったとしても、生きる道がないんじゃないかと。それでハウスメーカーなどの組織に対する建築家のスタンスに疑問をもっています。 藤村:企業城下町的なコンテクストで、宮台真司さんのいう「郊外化」、東浩紀さんがいう「動物化」「工学化」する社会状況という
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