ロンドン(CNNMoney) 米アップルが、コンサート会場などビデオ撮影禁止の場所においてスマートフォンのカメラを使えないようにする技術の開発を進めていることが1日までに明らかになった。 すでに特許を取得したという。アップルの知的財産情報などを扱う「パテントリー・アップル」というサイトが伝えた。 この新技術は、ビデオ撮影が禁止されている場所で赤外線でスマホに信号を飛ばすというもの。スマホが信号を検知すると、画面表示が変わったりビデオ撮影ができなくなったりする。 制限されるのは舞台など特定の方向に向けてのビデオ撮影のみなので、同行した友人の写真を撮ったりすることは可能だという。 また、信号を使ってスマホ画面の表示を変える技術を使えば、美術館で作品にスマホを向けると、その作品についての詳細な情報が表示されるといったサービスも可能になる。 特許取得についてアップルからコメントは得られなかった。
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