アメリカの大手IT企業のグーグルは、障害者の利用を念頭に、スマートフォンにモールス信号を使って文字を入力し、その文字を音声にして読み上げる技術などを公開しました。 これは会話をしたり手足を自由に動かしたりすることができない障害者のタニア・フィンレイスンさんが夫のケンさんと開発した、モールス信号の独自の入力システムを基にしています。 タニアさんが、頭で車いすの左右にあるボタンを押して、英語で「こんにちは」や、夫と出会ったきっかけについて「スカイダイビング」などとモールス信号を使って入力し、それが音声で読み上げられるデモンストレーションが披露されました。 グーグルが試験用として8日から公開している機能では、入力し始めると人工知能が言葉を類推して、いくつかの選択肢をスマートフォンの画面上に表示します。 会議ではまた、視覚障害者向けに首からさげたスマートフォンのカメラが映し出すものを音声で伝えるシ