ドライバはPCの機能や周辺機器を適切に扱う上で重要だが、しばしば不具合の原因になる他、脆弱(ぜいじゃく)性の原因になっている。ドライバは高い権限で動作していることが多く、これを突かれるとシステムの制御権を乗っ取られやすくなる。 セキュリティ企業のSentinelLabsは2021年7月20日(現地時間)、同社のブログでHPとSamsung、Xeroxのプリンタドライバに深刻度の高い脆弱性を発見したと伝えた。これらのプリンタドライバは、2005年以降に出荷されたHPとSamsung、Xeroxのプリンタに同梱されていると説明されており注意が必要だ。