【イスタンブール=木寺もも子、ロンドン=篠崎健太】ロシア軍が包囲するウクライナ南東部マリウポリの巨大製鉄所から民間人の脱出が始まった。同国のゼレンスキー大統領は1日、第1陣として「約100人が(同国の)支配地域に向かっている」と明らかにした。ただ製鉄所にはまだ1千人規模の民間人が取り残されているもようで、人道危機のリスクは残る。製鉄所に立て籠もるウクライナ内務省系軍事組織「アゾフ連隊」によると
“大岡裁き”などで知られる江戸時代の奉行らが実際にはどのような裁判をしていたのか、当時を知る手がかりとなる記録が見つかりました。 江戸時代の裁判記録は関東大震災で焼失したものも多く、専門家は「江戸時代の役人が慎重に刑罰を判断していたことがうかがえる貴重な資料だ」としています。 新たに見つかったのは「御仕置廉書(おしおきかどがき)」という18冊の冊子で、幕末までのおよそ150年にわたって江戸幕府の奉行所で言い渡された判決が年代や刑罰ごとに記録されています。 雇い主を殺した罪に問われ、死刑の中でも最も重い「はりつけ」とされた男の判決には、最終的な結論を出した老中の名前が書かれていて、奉行所だけで判断せずに幕府の中枢の役人にも伺いを立てていたことが確認できます。 また、ところどころ付箋のようなものが貼られ、過去の判決を参考に刑を考えていた様子がうかがえるほか、無罪となったケースを集めた「無搆(か
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