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ブックマーク / roumuya.hatenablog.com (10)

  • ヤマト運輸、労使で業務負荷を調整 - 労務屋ブログ(旧「吐息の日々」)

    適正な法規制の導入というのももちろん大事だと思いますが、個別労使のこうした取り組みを積み上げることはさらに重要、かつ結局は実効的なのではないでしょうか。今朝の日経新聞から。 ヤマト運輸の労働組合が2017年の春季労使交渉で初めて宅配便の荷受量の抑制を求めたことが22日、わかった。人手不足とインターネット通販の市場拡大による物流危機で長時間労働が常態化。「現在の人員体制では限界」として、要求に盛り込み、会社側も応じる方向だ。深刻なドライバー不足を背景に、広がるネット通販を支えてきた「即日配送」などの物流サービスにきしみが生じている。ヤマト運輸労働組合は…18年3月期の宅配個数が17年3月期を上回らない水準に抑えることを求めており、会社側も応じる方向だ。労使一体で働き方改革に乗り出す。 具体的には、ネット通販会社など割引料金を適用する大口顧客に対して値上げを求め、交渉が折り合わなければ荷受けの

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    dekaino
    dekaino 2017/03/05
  • 小池和男『戦後労働史からみた賃金』 - 労務屋ブログ(旧「吐息の日々」)

    小池和男先生から、ご著書『戦後労働史からみた賃金−海外企業が生き抜く賃金とは』をご恵投いただきました。ありがとうございます。 戦後労働史からみた賃金 作者: 小池和男出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2015/08/21メディア: 単行この商品を含むブログ (2件) を見る米国のサラリーの歴史(一部英・豪も含む)から説き起こし、続けて戦後わが国の賃金体系を事実上主導した金子美雄の賃金論を紹介します。その最重要のポイントは欧米であればホワイトカラーが担う仕事の一部をわが国ではブルーカラーが担っており、その技能形成に有利なのが職能給であったという「ブルーカラーのホワイトカラー化」であり、その観点から、電算型賃金から日経連『能力主義管理』への流れ、なぜ職務給ではなく職能給が普及したか、成果主義はなぜ失敗したか、などがあざやかに紐解かれます。そした最後に日企業の賃金、サラリー方式

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    dekaino 2015/08/28
  • ワタミ、定休日を設定 - 労務屋ブログ(旧「吐息の日々」)

    あまり使わないタグですが、まず目をひいたのがこのニュースです。 ワタミの社長に3月1日付で就任する清水邦晃常務(44)は22日、日経済新聞の取材に対し「世間の『ブラック企業』との批判を真正面から受け止める必要がある」と述べた。居酒屋に定休日を設定するなど、労働環境改善を最優先し業績回復につなげる考えだ。 同社は業績が悪化しており、2015年3月期は2期連続の最終赤字になる見通し。清水氏は過酷な労働環境の「ブラック」イメージは、居酒屋の客数減や介護施設の入居率の低下、事宅配の販売数の伸び悩みにつながったと分析。イメージの回復へ「残業削減や休日取得も徹底してきちんとした普通の会社にする」と表明した。 2月以降に、「和民」など運営する居酒屋の3分の2の店に定休日を設ける。現在は年中無休がほとんどだ。比較的客が少ない月曜日を中心に毎週、隔週などの頻度で休みをつくる。調理に手間がかかりすぎないよ

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    dekaino 2015/01/28
    定休日でも研修とか突っ込まれて休むことはできないんだろうなぁ
  • 労基署がやってくる! - 労務屋ブログ(旧「吐息の日々」)

    「週刊ダイヤモンド」の今週号、おなじみの黄色の表紙に大書された第1特集はなんと「労基署がやってくる!」。 週刊ダイヤモンド 2014年 12/20号 [雑誌] 出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2014/12/15メディア: 雑誌この商品を含むブログ (2件) を見るということで職場の回覧をインターセプトして(笑)さっそく読んでみました。いや面白かった。 最初はプロローグということで、企業がどんな監督をどのくらい受けているかが「上場企業のうち従業員が3,000人以上いる733を含む743社にアンケートを実施。237社から回答を得」た調査で示されています。それによると「「2009年以降に労基署の臨検監督を受けたか」を尋ねたところ、180社(76%)が受けていた。」ということだったとのこと。今年11月の調査ということですから約6年間で、全企業に占める「上場企業のうち従業員が3,000

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    dekaino 2014/12/19
  • 新国立劇場事件・INAXメンテナンス事件で逆転判決 - 労務屋ブログ(旧「吐息の日々」)

    既報のとおり、業務委託契約などによる就労の労組法上の労働者性が争われていた新国立劇場事件とINAXメンテナンス事件の最高裁判決が一昨日相次いで出され、両事件とも労組法上の労働者性を認めなかった高裁判決を覆す逆転判決となりました。実は昨日と明日(予定)ご紹介している「産政研フォーラム」誌上でも、毛塚勝利・土田道夫両先生がそろってこれら事件の高裁判決に憂慮・批判を表明されており、関係者は安堵していることでしょう。ちなみにINAXメンテナンスは現在ではカスタマーエンジニアを直接雇用しているようですね。 (4月18日追記)コメント欄でのご指摘のとおり、INAXメンテナンスではまだ業務委託契約が続けられていました。私の初歩的なミスであり、お詫びして訂正いたします。ついでに一言申し上げますと、下のほうでINAXメンテナンス事件の発端が「筋が悪い」と書いていますが、しかしこの点に関しては私はINAXメン

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    dekaino 2011/04/14
  • カラ求人 - 労務屋ブログ(旧「吐息の日々」)

    面白いエントリをみつけたので備忘的に転記します。 http://anond.hatelabo.jp/20100419004746 中小企業で総務と人事を担当している。 過日、職安から「御社で求人募集は行ってはおりませんでしょうか?」という電話があった。 新卒採用でさえも引き締めようとしている我が社なので丁重にお断りをしたのだが、どうにも相手はい下がらない。「ああ、有効求人倍率を上げようとして、この人たちも必死なのだな」と感じたわけだが、上司相談しても「断ってくれ」の判断だったので、再度丁重にお断りした。 数日後、職安の職員がある人物を連れてやってきた。商工会議所の専務理事だった。社長と直接会いたいとのことだった。社長は彼らとしばらく話をした後、俺たちに「求人を出してくれ」と言ってきた。そんな余裕はないですよ、と答えると「地域活性化のためだし、専務理事がああして来られると、こちらとしても

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    dekaino 2010/12/24
    この手の話は昔からあったね。待遇条件もいい順にソートした上位いくつかしか表示されないから、嘘でもいいから好待遇にしとかないと求職者にリーチすらできない。面接の段で実は…と説明するんだそうだ。
  • 態度が悪いからクビ! - 労務屋ブログ(旧「吐息の日々」)

    一部事業が仕分けられてしまった(独)労働政策研究・研修機構(JILPT)が実施した「個別労働関係紛争処理事案の内容分析―雇用終了、いじめ・嫌がらせ、労働条件引下げ及び三者間労務提供関係―」という調査結果がJILPTのウェブサイトに掲載されています。事業仕分けどおりだとこういう研究成果の普及は廃止されてしまうんですよね。やめてくれえ*1。 さてこの調査ですが、全国の47都道府県労働局のうち4局において2008年度に取り扱ったあっせん1,144件の個別の記録を分析したというJILPTならでは(ではないかと思うのですが)のもので、「4局については明らかにできないが、全国的なバランスと都道府県規模等を考慮して選定したもの」で、「同時期における全国のあっせん申請受理件数8,457 件の約13.5%に相当する」とのことです。1,000件を超える記録すべての全体を通読したうえで分類、分析を行ったというま

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    dekaino 2010/06/17
  • ホリエモン - 労務屋ブログ(旧「吐息の日々」)

    中でも労働政策マターが多いのはやはりhamachan先生です。先生のブログ経由で、ホリエモンこと堀江貴文氏のブログ(http://ameblo.jp/takapon-jp/)から。 最近は新規上場する会社の元従業員とかがチクって労働基準法違反が見つかり上場審査で×を貰うことも多いらしい。ベンチャー企業の従業員の多くは好きで夜遅くまで働いている奴も多いのに、それができなくなる。なんて馬鹿馬鹿しい。きっと労働生産性が低く働きづらくなってやめた社員の僻みだったりするんだろうが。 http://ameblo.jp/takapon-jp/entry-10428558374.html hamachan先生はこれに「労働基準法守るなんて馬鹿馬鹿しい by ホリエモン」というタイトルをつけられ、「特にコメントはしません。この発言にコメントする必要はないでしょう。」とコメントされました(http://eul

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    dekaino 2010/01/18
  • 松下プラズマ・ディスプレイ事件 - 労務屋ブログ(旧「吐息の日々」)

    きょう、最高裁判決が出ました。まだ判決文を読んではいないのですが、報道をみるかぎり結論としては全面的に高裁判決を破棄し、地裁判決を支持するものとなったようです。妥当な判断と申せましょう。YOMIURI ONLINE関西発から。 「偽装請負だが雇用契約ない」 最高裁、地位確認を棄却…パナソニック子会社逆転勝訴 パナソニックの子会社「パナソニックプラズマディスプレイ」(大阪府)の茨木工場で働いていた元請負会社社員の吉岡力さん(35)が「偽装請負の状態で働かされた」として、プラズマ社に従業員としての地位確認などを求めた訴訟の上告審判決が18日、最高裁第2小法廷で開かれた。中川了滋裁判長は、吉岡さんに従業員としての地位を認めた2審・大阪高裁判決を破棄、地位確認や未払い賃金の請求を棄却した。 一方、吉岡さんを不良品の修復作業に従事させたり、半年間で雇い止めをしたりしたことについては、吉岡さんが労働局

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    dekaino 2009/12/19
  • 配当するなら賃上げせよ、という理屈 - 労務屋ブログ(旧「吐息の日々」)

    経団連の『2009年版経営労働政策委員会報告』が発表されたということで、今日の朝刊各紙はその内容と労働サイドの反応を伝える記事でにぎわっています。こういう状勢下ですからかなり厳しい内容になっているようで、まずは読んでみてから追い追い感想なども書いていきたいと思いますが、今日のところは朝日新聞に掲載されていたソニーの中鉢良治社長のインタビュー記事が目をひきました。 ソニーの中鉢良治社長は16日、朝日新聞のインタビューに答え、業績の落ち込みについて「需要減の影響が一番大きい。これほどとは思わなかった」と世界同時不況が予想を超えた打撃を与えたとの認識を示した。また「雇用を優先して損失を出すことが、私に期待されていることではない」と収益改善を急ぐ姿勢を強調した。 … ────正社員8千人の削減を含むリストラを発表したが。 「待っていれば回復するような経済状況ではないことから、緊急避難の改革では通用

    配当するなら賃上げせよ、という理屈 - 労務屋ブログ(旧「吐息の日々」)
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    dekaino 2008/12/17
    だいぶ昔からソニーは外国資本の会社なのだから、株主利益優先ルールに従わないわけにはいかないよね。
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