安倍晋三首相は27日、環太平洋経済連携協定(TPP)の承認案を審議する衆院TPP特別委員会で、「我が党においては(1955年の)結党以来、強行採決をしようと考えたことはない」と17日の委員会で答弁したことについて、「今日に至るまで、この瞬間まで、全く(認識に)変わりはない」と改めて述べた。民進党の今井雅人氏への答弁。 この日の委員会では、山本有二農林水産相が「強行採決」に言及した問題を受け、今井氏が首相に改めて認識を問いただした。首相は、山本氏の発言について「誤解を生む発言で私どもも注意している」と述べたが、この日も「自民党は結党以来、強行採決をしようと考えたことはない」と繰り返した。(南彰)
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