第2次大戦中にユダヤ人を救ったポーランド人をたたえる石碑に詣でたモラウィエツキ首相 Agencja Gazeta/Patryk Ogorzalek/REUTERS <ホロコーストに加担していない、というウソを法律にしたポーランドで、ますます脱線する歴史認識> ホロコースト(ナチスのユダヤ人大虐殺)の最中、ポーランドのユダヤ人は強制収容されたのではなく、自ら進んでゲットーで暮らす道を選んだ。ポーランド人の隣人にうんざりしていたからだ──ポーランドの元政治家で現首相の父親がインタビューでそう語った。 「ユダヤ人をワルシャワ・ゲットーに追い込んだのは誰か知っているか? ドイツ人だと思うだろう。違う。ユダヤ人が自主的に行ったんだ。そこは別天地で、厄介なポーランド人と付き合わなくて済むと聞かされたからだ」 ポーランドのマテウシュ・モラウィエツキ首相の父親で、元上院議員のコルネル・モラウィエツキはポ
![ポーランドでまた歴史否定発言「ユダヤ人は自らゲットーに行った」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5258d29745e0fab89184caef6b5f2b0198c565a0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.newsweekjapan.jp%2Fstories%2Fassets_c%2F2018%2F03%2Fwebw180322-poland-thumb-720x480-131516.jpg)